暴落相場とインフレ 本番はこれからだ
著 者 | 澤上 篤人 |
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定 価 | 1,595円(税込) |
初版発行 | 2022.9.22 |
ISBN | 9784756922366 |
ページ | 288 |
版 型 | B6変型 |
■ 読者特典 ■
本書発売後の国内外の情勢変動を受けた著者の見解を、読者限定ブログで読むことができます。
◆ ブログページ → こちら
記事を読むには「ユーザー名」と「パスワード」の入力が必要です。
|ユーザー名: inflation
|パスワード: 286ページに記載しています(電子書籍は、巻末著者略歴の前に記載があります)
本ブログ記事は不定期で更新し、書籍発行後半年間をめどに継続予定です。なお筆者への質問等は受け付けておりません。
※ 最新記事を、2月14日にリリースしました
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まだ間に合う!
守りを固め、敢然と攻める方法を
運用歴51年の筋金入り“現役”長期投資家が説く!
物価高が世界を襲いだして約半年ーー。
「デフレ脱却」を目指していた政府・日銀は今、物価目標2%を達成しました。
ところは給料が上がるわけでもなく、ただ生活コストが増えるばかりで、はたしてこれが目指していた姿なのでしょうか。
この先、米国をはじめ世界を襲うインフレはどうなるのか?
そもそも、この原因はどこにあるのか?
筆者はその原因の根本を、1970年台から続く「過剰流動性」に求めます。
つまり、40〜50年続く「金融緩和バブル」の果てに起きたインフレだということです。
かりにバブルとしても、そしてそのバブルが弾けても、これまでのように(たとえばリーマン・ショックなど)次も救済措置をとればいいのでは?
そう考えたくもなります。
ところが、今、世界は40年ぶりのインフレに襲われています。
このインフレ下では、「金融緩和」という策をとることができません。
なぜなら、そんなことをするとインフレをさらに煽ることになり、制御不能になってしまうからです。
そう、今回ばかりは、混乱を極めた際の、セーフティネットを発動しにくいのです。
◎ 避けられない混乱と、その乗り切り方とは?
筆者は、もう間もなく、金融緩和・デフレ傾向の歴史に完全な終止符が打たれると指摘しています。
今起きているインフレは、相当に根が深く、長期化するとみており、じきに金融市場は混乱をきわめると読みます。
株式の暴落はもちろん、債券もひどいことになり、企業の倒産増や失業者の増加をも見通します。
しかし、これは必要なことであり、避けて通れないことと言います。
本書は、「金融商品はほとんどすべて売るべき」と推奨する長期投資家の「見立て・考え方」がふんだんに書かれた1冊です。
でもそこは「投資家」ですから、ただ指をくわえて見ているだけではありません。
ピンチや大混乱の時こそ、大きなチャンスは訪れます。
そう語る氏の「見立て」に注目です!
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■ 目次
第 Ⅰ 部 「マネー膨れ経済」の終焉
第1章 40年続いたマネー膨張の歴史
第2章 このインフレ、意外と根は深いぞ
第3章 金融緩和バブル崩壊、これからが本番だ
第4章 インフレは実体経済からの警鐘だ
第 Ⅱ 部 すごい混乱を、どう乗り切るか
第5章 金利上昇が牙をむいてくる
第6章 機関投資家化現象も曲がり角に
第7章 長期投資の復権
第8章 ひどい混乱、こうして乗り切れ
■ 著者略歴
さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3300 億円、顧客数は 11 万 7000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。著書多数。『日経マネー』で 2000 年 9 月号から連載執筆中。
本書発売後の国内外の情勢変動を受けた著者の見解を、読者限定ブログで読むことができます。
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まだ間に合う!
守りを固め、敢然と攻める方法を
運用歴51年の筋金入り“現役”長期投資家が説く!
物価高が世界を襲いだして約半年ーー。
「デフレ脱却」を目指していた政府・日銀は今、物価目標2%を達成しました。
ところは給料が上がるわけでもなく、ただ生活コストが増えるばかりで、はたしてこれが目指していた姿なのでしょうか。
この先、米国をはじめ世界を襲うインフレはどうなるのか?
そもそも、この原因はどこにあるのか?
筆者はその原因の根本を、1970年台から続く「過剰流動性」に求めます。
つまり、40〜50年続く「金融緩和バブル」の果てに起きたインフレだということです。
かりにバブルとしても、そしてそのバブルが弾けても、これまでのように(たとえばリーマン・ショックなど)次も救済措置をとればいいのでは?
そう考えたくもなります。
ところが、今、世界は40年ぶりのインフレに襲われています。
このインフレ下では、「金融緩和」という策をとることができません。
なぜなら、そんなことをするとインフレをさらに煽ることになり、制御不能になってしまうからです。
そう、今回ばかりは、混乱を極めた際の、セーフティネットを発動しにくいのです。
◎ 避けられない混乱と、その乗り切り方とは?
筆者は、もう間もなく、金融緩和・デフレ傾向の歴史に完全な終止符が打たれると指摘しています。
今起きているインフレは、相当に根が深く、長期化するとみており、じきに金融市場は混乱をきわめると読みます。
株式の暴落はもちろん、債券もひどいことになり、企業の倒産増や失業者の増加をも見通します。
しかし、これは必要なことであり、避けて通れないことと言います。
本書は、「金融商品はほとんどすべて売るべき」と推奨する長期投資家の「見立て・考え方」がふんだんに書かれた1冊です。
でもそこは「投資家」ですから、ただ指をくわえて見ているだけではありません。
ピンチや大混乱の時こそ、大きなチャンスは訪れます。
そう語る氏の「見立て」に注目です!
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■ 目次
第 Ⅰ 部 「マネー膨れ経済」の終焉
第1章 40年続いたマネー膨張の歴史
第2章 このインフレ、意外と根は深いぞ
第3章 金融緩和バブル崩壊、これからが本番だ
第4章 インフレは実体経済からの警鐘だ
第 Ⅱ 部 すごい混乱を、どう乗り切るか
第5章 金利上昇が牙をむいてくる
第6章 機関投資家化現象も曲がり角に
第7章 長期投資の復権
第8章 ひどい混乱、こうして乗り切れ
■ 著者略歴
さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3300 億円、顧客数は 11 万 7000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。著書多数。『日経マネー』で 2000 年 9 月号から連載執筆中。
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編集部メッセージ
著者はファンド運用の世界で51年生き抜いた、筋金入りの「長期投資家」です。この世界でこれほどのキャリアを築き、今なお現役の方は澤上氏をおいて他にいません。
その氏が見通す「これから」は相当に悲観的ですが、その理由には納得せざるを得ません。
では、どうするか。氏の提言する手立てをもとに、対策を急ぐことが求められます。
ぜひ参考にしてください。
担当:田中
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読者の感想
【購入の決め手は何ですか?】
長い事、個人投資家として、生計を立て家族を食べさせているので、株式市場の動きやトレンドを正確に掴む必要があるので本書を購入させて頂きました。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
40年間の金融史を振り返り、今後の株式市場の見通しを悲観的ではありますが、ひとつひとつエビデンスを示して予想している所が良いと思います。
また、著者が長年投資家として相場と格闘してきた経歴も信用できました。
昨年12月の日銀金融政策決定会合を受け、著書のご指摘通り日本の長期金利が急騰し、日銀ショックと呼ばれた株式市場の大暴落が続き、今は、少し戻しましたが、大発会の初日まで暴落した時は、さすが本物の投資家の見方だと感心しました。
さらに、著者は、機関投資家と言うより生活投資家の側面があるので、家計管理の点からも参考になりました。
この本を読んで、著者のご指摘の様に金融危機が起こったら安い所で生活必需品を作っている企業に投資する手法は取り入れていきたいと思います。
長い事、個人投資家として、生計を立て家族を食べさせているので、株式市場の動きやトレンドを正確に掴む必要があるので本書を購入させて頂きました。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
40年間の金融史を振り返り、今後の株式市場の見通しを悲観的ではありますが、ひとつひとつエビデンスを示して予想している所が良いと思います。
また、著者が長年投資家として相場と格闘してきた経歴も信用できました。
昨年12月の日銀金融政策決定会合を受け、著書のご指摘通り日本の長期金利が急騰し、日銀ショックと呼ばれた株式市場の大暴落が続き、今は、少し戻しましたが、大発会の初日まで暴落した時は、さすが本物の投資家の見方だと感心しました。
さらに、著者は、機関投資家と言うより生活投資家の側面があるので、家計管理の点からも参考になりました。
この本を読んで、著者のご指摘の様に金融危機が起こったら安い所で生活必需品を作っている企業に投資する手法は取り入れていきたいと思います。
【購入の決め手は何ですか?】
澤上篤人さんの著作だから。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
澤上篤人さんは、経済界の哲学者だと思います。俯瞰された視点から見ることを教えれ、それで今日何をするかを明示されておられます。ますます勉強に励みながら投資をして行こうと思います。
澤上篤人さんの著作だから。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
澤上篤人さんは、経済界の哲学者だと思います。俯瞰された視点から見ることを教えれ、それで今日何をするかを明示されておられます。ますます勉強に励みながら投資をして行こうと思います。
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