2011年は、忘れられない年になりました。
3月に起きた、東北地方太平洋沖地震。
明日は何が起こるかわからないのだというあたりまえのことに気づかされた、大きすぎる災害でした。
その後、結婚する人の数が急に増えた、というニュースがありました。
震災で直接的な被害にはあっていなくとも、ひとりでいることに不安を感じたり、誰と一緒にいたいか、どのように生きていきたいか考えたりと、改めて自分の人生に向き合った人が多かったのだと思います。
年末にかけて2011年を振り返り、そして今後はもっとよりよく生きようと2012年に思いを馳せた方も多いのではないでしょうか。
しかし、どこから改善したらいいのかわからない、やる気が続く自信が無い、という方もいると思います。
特にそんな方に手に取っていただきたいのが、『あたりまえだけどなかなかわからない人間のルール』です。
当店では半年以上大きく積み続け、今もなお売れ続けています。
来られるお客様がよりよく自分の人生を生きようとする、その手助けをできていると思うとうれしい限りです。
ルールと言われると正しすぎるような、堅苦しいような気がするかもしれませんが、この本は人間のネガティヴな面にも触れています。愚かで欲に支配されていて、驕っていて弱くて、むしろそれが人間なのだと肯定的です。
自分の弱さを受け入れ、それでも力強く踏み出そうとする人を励ますあたたかさがあります。
2011年、どう生きたか。
2012年、どう生きるか。
考えるためにこの一冊、是非お手元に。
ささおき書店
藤原千代
書名:『あたりまえだけどなかなかわからない 人間のルール』
著者:入江 光海(イリエ テルミ)
出版社:明日香出版社
ISBN:978-4-7569-1200-8
本体価格:1365円