<働く女性の品格のために>
と大きく書いたポップを置き、桜色の布で飾りつけ、当店で売れに売れ、ロングセラーとなった本が『なぜあの人の話し方は「強くて美しい」のか?』です。
この紹介の記念すべき第一回目という大役を預かりましたので、明日香出版社さんの本を選びました(店長命令...笑)。
内容としては、芯の通った人になるための話し方について、主にビジネスの場面を想定して書かれているので、男性にも是非おすすめしたいのですが、女性ならではのしなやかな強さがあるというのも本書の特長です。
どうしてもご紹介したいのが、「愛されるよりも愛する方が強いものです。」という一文。
受身の言葉をやめよう、という項目に書かれている文です。
愛される、可愛がられる、のような良い意味で使われる受身の言葉であっても、その状態に甘んじていては消極的な生き方になってしまう。そこで愛する方が強い、というわけです。
可愛がられるだけでなく、自らが部下や後輩を可愛がる立場にならなくては、子ども扱いされるだけでそこに成長は無い! ......耳が痛いものの、同時にしゃんとした気持ちになります。
女性として大人として、頑張っている方、頑張りたい方、あなたの品格のために、おすすめの一冊です。
ささおき書店 藤原千代
書名:なぜあの人の話し方は「強くて美しい」のか?
著者:大嶋 利佳
出版社:明日香出版社
ISBN:978-4756910738
本体価格:1,400円(税込価格:1,470円)
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