■画期的な全社パソコン化
全社員に1台のパソコンが配布されたのは今から23年ほど前のこと。Perfoma588というマッキントッシュを主力に社内LANを完成させました。当時で社員一人に一台のPCは画期的な出来事でした。メールによる情報伝達力、ワープロソフトによる書類作成力、計算ソフトによる分析力などかなりの武器をこの時代で手にいれました。
■先に導入した企業から古くなるのがシステムの宿命
しかし時代の流れは容赦なくやってきます。先に導入した企業の機械から古くなっていきます。もちろんパソコン自体の使える年数(スペックのいいものが次々に出てくる)は当時も今もほぼ変わらずですから3年か5年で新型の入れ替えをしていきます。問題なのはシステムです。パソコンは定期的に新しく高性能になっているのに、その中で動いているソフトだけが古い設計となっていくことです。オリジナルソフトウェアはパソコンのように機械の買い替えだけでは済まないので入れ替え時期も10年単位など長くなる傾向です。
■長いあいだ使い慣れたものがいいとは限らない
「これまで使い慣れたものがいいものとは限らない!」という視点でシステムの見直しをしていくことになりました(私は今のシステムも好きですが...)。もちろん書店さんのお役に立てるようにスピーディーな出荷を実現するように意識します。書店さんで使ってもらえる販促品の管理にも役立つものを考えたいと思います。まずはIT関連のフェアには必ず足を延ばし最適な仕組みを探そうと考えております。可能であればそこに書店ご担当者様のご意見をお伺いしてより良いものにしたく思います。書店さん、書店さん、書店さ~ん!ぜひご意見をください。
■結論:いま行っている商い習慣にシステムを合わせるのではなく、あるべき姿をはっきりさせた上で課題をまとめ、システム設計を決めていく!