先日、IT技術革新セミナーを受講してきました。
その技術革新に驚くばかりです。
SF映画でたとえるならば、家族の会話を勝手に聞いていたAIが「ただいま話していた準備は私の方で手配しておきます。ゴアンシンクダイ」と割り込んでくるイメージと同じです。もし夫婦が大ゲンカをしていたら、AIが「今の妻への暴言を顧問弁護士に通報しました。オカクゴメサレ」なんてことも。まあ勝手にそこまではやらないにしても、確実にその情報はクラウドで収集されているでのしょうか。
スマホを例にしてみます。スマホを自宅で使う際にWifiを使いますね。そのWifiをONのまま街中を歩いていると、個人情報の一切の特定はできなくても、スマホの識別番号の特定は可能なようです。これがマーケティングの材料と考えれば非常に有効な手段となるそうです。「 〇×:*△:□*:◇〇 の識別番号を持つスマホユーザーは店の前を一日2回通り、そして3日1回ほどは店に入ってくるようだ・・・」と。
もうひとつ海外で起きた例を紹介します。ある少女が購入していた商品群からAIは「次に必要なのは赤ちゃんのオムツですね」という案内を送った。それを見た親は怒り心頭、会社に抗議をしたそうです。しかし・・・、少女は本当に妊娠していたのでした。懐妊した人が欲するものを分析・認識していたAIの適正な判断だったのです。
とにかくITやスマホの使い手側の知識が、『IT革命』時代の知識の延長線で考えてはいけないと思うのです。
想像をはるかに超える速度と世界観でITは進んでいる!ということです。