名古屋の書店さんにお世話になったのは今から15年以上も前のこと。
当時、私を含めて丁稚が3名(3兄弟)いた。ほかの2名は書店オーナーの息子さんでした。
先日、久しぶりに3兄弟が京都に集結。
その目的はお世話になった当時の会長さんを訪ねること。
そして書店探検をすることであった。
夜は先斗町(ぽんとちょう)にて昔話とこれからのことについて話しつつ盃を交わします。
Sさんは人口9000人の過疎地(※)で書店を経営しており、常に危機意識をもってお客様の声にこたえるべく日々努力をおしまない人です。
そのSさんの話を聞いていたK会長さんが言った言葉(誉)が印象的でした。
「誰が見てもたいへんな市場に店があっても、君は黙々と地球の反対側に穴を掘っていたのだなぁ」
※詳しくは書きません
『努力』という書けば簡単な文字ですが、これを成すことはなかなか人にはできません。
その彼は黙々とやってのけていたのです。たいへん素晴らしい話に触れて帰ってきました。
3兄弟の皆がそれぞれ元気にやっていることはもちろん!ですが、K会長もすこぶる元気な様子に満足な一日でした(^^)
※日本全体では「千葉市」に相当する人口が毎年ごとに減少しております