だんだん年末が迫ってきてます。なんて書くと早すぎると思われるのでしょうか。
実は昨日、忘年会の会場を決めました。
さて今年のビッグニュー スのひとつは、25年ぶりに優勝した広島カープでしょう。
業界にカープファンはたいへん多く、この人も、ああ、あの人もそうだったと顔が思い浮かびます。
社内にもカープファンがいて、優勝した理由を説明してくれました。
財政が厳しく、スター選手をメジャーリーグが奪い、とても勝てる要素はなかったとか。しかし、まさかの粘り勝ち。
そう努力の結晶が優勝を運び周囲を驚かせました。試合展開では、もう負けるとしか思えない場面でも、あきらめないチームは逆転をしてファンを大いに沸かせたそうです。
元プロボクサーの辰吉丈一郎さん。試合を終えた息子に向けて「ただの殴り合いで客は来ない。どんだけ客を沸かせられるかが大切。圧倒的な武器をもって強さで負かせないと。いまは親父の名前で客はいるが、これでは路頭に迷う。」という苦言を呈したそうです。
同じ勝つでも、粘り勝ちと圧倒的な強さとでは違いがあります。しかし大切なのは<ファンを沸かせる勝ち>が共通していることです。
そうファンは沸かせてもらえる試合を見たいものです。広島カープの勝つ理由を聞いてシンパシーを得ました。強い中小企業のお手本であるように思います。粘ちっこく、あきらめず、危機感をもって取り組む!その結果としてチームが勝つのだと思いました。
我々に置き換えて考えれば<どれだけ読者を沸かせる出版企画を世に送りだせるか>ということだと思います。
この点をより意識していきたく思います。