タイトルに惹かれて、いやいや、何やら人の不幸を見たさにクリックした方もいるかと思います。それが人間なのです。そしてこれこそが人生をかけて向き合うべき人間学なのです。
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『目からウロコの!「生き方」人間学』入江光海:著
「前向きに!人生を楽しく!ハッピーにしよう!」。このポジティブ精神こそが人生の成功道とお思いの方はここでサヨナラです。ページを閉じてください。
入江先生は「人生を楽しく!なんて思ってはいけません。人生はつらくて当たり前。そう思って生きていくのです。そうすることで小さな幸せに気づけます。そうすることで本当の幸せが何かが見えてきます。人生は人間学なのです。」とおっしゃいます。中小企業大学校の元校長として多くの経営者、経営幹部を育ててこられた入江先生の言葉にはたいへん重みがあります。
山本周五郎さんの小説『ながい坂』の中に「人の一生は曲がり角だらけ!」という台詞があります。今の自分も含めた若い世代は、なんと楽をしたがるものか!落語家の金時師匠も「苦は楽の種、楽は苦の種」と言って苦の路を選んでこられたそうです。
自分の人生を豊かにするには、人の人生を豊かにするためには、苦の路へ進むことが正しいようです。それは私心の無い苦の路ということでしょう。まずはこの一冊を読むことから始めてみるのがいいと手前味噌ですが思っております。