朝日新聞『AERA』(4/11)でDeNAの南場社長、カルビーの松本社長の記事に目が留まります。
その記事からの引用なので内容が被ったりしますが次のような言葉が載っていました。
①、正しいことを正しく
②、人格の透明感、ウソの無い透明な人
③、ウソをつかない
④、尊敬できる人しか採用しない
⑤、信頼できる人に仲間になってもらう
⑥、会社は厳しく暖かく(会社は甘いところだけではない)
⑦、砦になれる人材を育成する
⑧、めちゃめちゃ業務(2倍)を与えてもこなせる人材 = 楽な仕事は罪だ
※AERA4/11号より引用
大手さんは選りすぐりの採用を意図しつつも、実際には人格の坩堝なのでしょう。
この①から⑤について。その人(親御さんの)の生き方であり、人の『心根』の部分が大きくかかわってくるわけです。ですから①から⑤を職場で修正するのはきっと多難でしょう。まして今はSNSやらなんやらでピコピコ打ち込んで溜飲を下げる時代。表と裏の顔が平気で違ったりもするのでしょうか。だからこそ大手さんは3泊4日などの宿泊研修をして会社が結婚すべき人を選んでいるわけですね(AERAより)。そして⑦⑧の砦人材・2倍の仕事をしてもらう!教育の意味で最大風速的に2倍とのことですが・・・。大手さんの人材育成のノウハウは相当なものがあるのでしょう。いつか本にしたいものです。
先日、中村学園の梅沢辰也校長の話を聞きました。バレーボールの実業団を指導していた名監督としても有名な方です。梅沢先生は「まずできることから世界一になればいい。そうしているうちにいつかは世界のオリンピックで金メダルを獲ることができる。まずは掃除で1位を目指す。挨拶の礼儀作法で1位を目指す。まして自分の行いで今日から1位にできるものは無数にあるはずだ。」と言いました。それこそ①から⑤の項目なんて自分で気づけば今日からすぐにでもできるものだと思います。まずはできることから日本一に、世界一に、いや1位でなくても大きな自信を持てるものを見つけて増やしていけばいいのではないかと思います。
弊社の創業者(現在は相談役)の石野誠一は、『朝起きて「会社に行きたくない!」と思わせない会社。これは何をおいても尊ぶべきものであり、これを反故する行為は断じて許さない!』と言います。私もこれらの哲学を聞いて成長してきましたが、この部分についてもやっぱり!自信がありますね)^o^( これはアスカの皆が尊ぶものです。
ちなみに今回の日記の元ネタとなっているAREA 4/11号の特集は『名経営者 仕事の哲学』です。