「リーダーになると意志を決め、正しい方法論に沿い行動すれば、誰もが強いリーダーになれる。」
私のこれまでの経験からの信念。「厳しい時代を乗り越える強いリーダーがするべき88のこと」で最も伝えたいことです。
私は、子供の頃から通信簿に書かれてしまうほどリーダー性はなく、学級委員になったこともありません。しかし、大学でゼミに入り、社会人になる頃から「リーダーになりたい」と漠然と考え始め、「人は変われる」という言葉を聞いたことをきっかけに興味のあった資産運用の世界でリーダーを目指し始めたのです。
その後、フランスのエリート養成校で素晴らしいリーダー教育を受け、外資系企業で早期から将来のリーダーとしての特別な経験と教育を受けました。その間、世界中のそうそうたるリーダーに師事し、リーダーとしての行動規範を学び実践してきました。結果として、まだ不十分ではありますが、周りから強いリーダーと言われるようになり、米日財団のグローバルリーダープログラムの日本側デリゲートに選出していただくまでになったのです。
こうした経験や、受けた教育の中で普遍性のあることを、書きためてきていました。今回明日香出版様とのご縁をいただき、「強いリーダーがするべき88のこと」としてまとめ、出版させていただくことになったのです。
各項目の最後に書いてある「今日の一歩」は簡単に出来ることですので、読んで理解したうえで是非実践して下さい。「強いリーダー」に必ずなれます。
日本の今後は決して平坦な道ではありません。あなたの一歩が、日本復興の大きな力となります。私の本が少しでもお役に立ち、ひとりでも多くの日本人リーダーが生まれ、未来の日本、世界がよりよい場所になることを祈念しています。
福原正大
皆さん、はじめまして。ファイナンシャルインディペンデンスの田口智隆です。
いきなりですが、人間はいったいどのくらいのお金があれば幸せを感じることができるのだろうか。
この疑問に対して米国プリンストン大学の教授らがアメリカ人45万人以上を対象に電話調査をし、年収と幸福の関係について分析をした。
その結果、収入が上がるにつれて生活の満足度は上昇していくものの、幸せな気分は年収7万5千ドル(約630万円)前後のところで頭打ちになるということが分かった。
つまり年収630万円程度あれば、人間は十分な幸福感を感じながら生活を送ることができるというのだ。どうやら年収は高ければ高いほど、お金はあればあるほどいい、というものでもないらしい。
だから私もこの本で、億万長者を目指そう!お金持ちになろう!などというつもりは毛頭ない。
長者番付に載るような大金持ちになりたいわけでもない。
事業で大成功して「情熱大陸」に出演したというほどの向上心ももっているわけでもない。
でもお金の心配はせずに毎日の生活を送りたいという気持ちは正直ある。
そのような人たちのための本だ。お金のストレスを感じることなく、安心して老後を迎えたいと真剣に思っている人たちに向けて書いた本だ。
ぜひ本書を手に取っていただき、将来のお金と人生について真剣に考えていただければ幸いです。
良縁良円。田口智隆
「前置詞って何?」と聞かれたら、あなたは説明できますか?
「日本人の英会話力向上」に半生をかけている私は、著書の読者さんや、講座へ来てくれた生徒さんから数多く質問を受けています。その中で圧倒的に多かったのが、「前置詞の使い方がよくわかりません」という訴えでした。これは、中学生から社会人まで共通した問題です。
中学校の授業でしっかりと前置詞について学習する機会があれば、このようなことにはならないはずなのですが……。そんな日本の英語教育に、私は警鐘を鳴らします。
近年の英語ブームによって日本人が英語に開眼することは、英語教師である私にとってはとても喜ばしいことでありますが、今の英語教育を変えていかない限り、ネイティブに通用する英語、すなわち「活きた英語」を話すことは難しいでしょう。
私の英語教育メソッドでは、前置詞が重要であると位置づけています。なぜなら前置詞は英語に「動き・空間・距離・方向・時間」を与える、つまり「英語に生命を吹き込む」という役割があるからです。前置詞がわからずして英語的思考をモノにするのはほとんど不可能であると言っても過言ではないと、私は英語教師の経験上感じております。
「英語をモノにしたい」と感じている皆さんは、日々努力を重ねていることでしょう。
「例文や単語を片端から暗記した」
「英会話教室に長年通い続けている」
「もう何年もNHKのラジオ英会話を聴き続けている」
——それでもまだ、自分の英語に自信が持てないと感じているあなた、まずは5月新刊の『すごい! 英語は前置詞だ!』をお手に取ってみてください。
今まで謎だった前置詞の正体がいとも簡単にわかります。
私の英語学習法に興味をお持ちになった方は『西村式』語学教育研究所のホームページ http://nishimurashiki.net/ をご覧ください。
ここには、動画と音声で英会話学習ができる、『西村式』イングリッシュライブラリ http://www.english-library.net/ を開設しています。
リスニングやスピーキングの学習はもちろんのこと、簡単に多くの単語を学習する方法や英文の組み立て方も解説しています。楽しく迫力ある講義ですので、ぜひご利用ください。
英語は異国の言葉ですから、何十年勉強しても、ネイティブには及びえないほど、奥の深いものです。極めようとしても、極められないのが語学というものです。しかし、「継続は力なり」です。気後れせず、コツコツと歩んでいってください。きっと「英語を勉強していてよかった!」と思える瞬間があるでしょう。
私は英語教育の核を求めるため、今も研究と実践を続けていますが、私自身まだまだ「英語を極めた」という実感はありません。「日本人の英会話力向上に貢献する」という旅に終わりはありません。
それでは皆さん、またお会いしましょう。
西村喜久
こんにちは。はじめまして。プライミング代表の室井俊男です。
売上向上コンサルタント、研修講師、また次代の若者育成をしたいという想いから大学で教鞭もとっております。
「一生死ぬまで成長し続ける!」
これは、私が大事にしている人生目標の一つです。
ですから、出会うこと、実践したことの全てが学びです。そして、ビジネスの世界で生きている私は、学んだことが「いま、できているか?」を自分に問う毎日です。
でも、正直言いますと、ここだけの話、しんどい時もあります。(笑)
100%できているとも、とても言えませんしね。
つくづく未熟な人間だと思います。
私は、それでもいいと思っています。それだからいいというべきでしょうか。
大事なことは目指す方向に歩みつづけることですから。
大事なことは、ここぞという時に、自分のチカラを出せる状態を作っておくことです。
そのためには、ときにはゆるむ時も絶対に必要です。
その時間が次へのエネルギーを生み出すからです。
バブルが崩壊して数百億の負債を抱え、その後、見事に復活した経営者の方々が共通しておっしゃっていた言葉は「本当に苦しい時、ダメだと思ったときはもう笑うしかなかった。」
私自身もその時、規模は1ケタ小さいながらも似たような状況でしたので、大きくうなづいたのを覚えております。そして、そのとき「笑えた」方々が復活できたのです。
いま、日本は本当に大変な困難に投げ込まれました。被災地の方々の状況を考えると本当に心が痛みます。しかし、いまこそ我々が日本の未来創りに持てるチカラを注ぐときです。
そのためには、まず自分の元氣を点検し、充填していただく事が必要です。
さて、今回、明日香出版社様に大きなチャンスをいただき、『誰からも頼りにされる人の仕事のやり方』を執筆させていただきました。
本の題が決定した時、浮かんできた情景があります。数年前、ある上場企業の部長研修で、「部下に本当は、どう思われたいですか?」という質問にほとんどのかたが「頼られたい。」「頼りにされたい。」と書いていた事です。私は、本当の心に触れた気がして涙がこぼれました。皆さん素敵な方々でしたから、決して部下との関係が悪いとも思えないのですが、心の底ではそう感じているのでしょう。
この本は、私がいままでの人生を振り返って、私が頼りにしたいと思ってきた方たちからの教えのうち、自分で実践してきた事や、私が人様から頼りにされている点が僅かでもあるとするならば、それを培ってこられたのはなぜなのか。何を自分の血肉としてきたのかをまとめたものです。
ここが肝だったな。あるいは自分が20代、30代のころもっと早く教えて欲しかったなと言うことを中心に書かせていただいております。
私にとって、本書を書く事は新たなチャレンジでした。
なんでも、実際にやって見ないと本当の姿は見えてこないものです。本書を書き上げる過程で、上手く言いたい事がまとまらず、何度か挫折しかけたことがありました。その度に、「この本をなんのために書くのか!一人でも多く、いや、たった一人でもこの本を読んで前に進むきっかけをつかんでくれたら!笑顔になってくれたら!輝いてくれたらこんなに嬉しいことはない!」と、最初の動機を思い出しエネルギーをフル充填してかきあげました。
私の本を読んでいただいた方が、さらに楽しんで自分のビジネス人生を輝かせていただくことにまっしぐらになっていただくことが私の喜びであり祈りです。それでは、また本の中でもお会いできるのを楽しみにしています。
感謝。 室井俊男
税理士の安藤です。
この本は、いままでの私の税理士としての経験から、
中小企業の経理の根幹について自分の考えを書いたものです。
経理って、なんだかとってもとっつきにくいものです。
でも、中小企業に限れば、本質さえわかってしまえばそれほど難しいものではないのです。
本文にも書きましたが、大企業の経理と中小企業の経理は、
もはや全くの別物と考えてもいいくらいです。
いままではメールマガジンを通して、こういう意見を発信してきましたが、
今回は、この本を通じて、日本中の中小企業が経理に強くなり、
元気になってくれることを願っています。
いまの日本は考えられないような国難の時期を迎えることとなりました。
この国難を克服するには、国民一人一人が、自分にできることを精一杯やることが必要です。
特に日本経済の根幹を支える中小企業が元気になることが肝腎です。
この本がその一助になることを願って止みません。
明日香出版社さんから、時間管理に対するお話しをいただいたとき、
時間の使い方の効率を追求する本ではなく、
あくまでも仕事の成果や人生の目標達成につながる
時間の考え方と使い方の本を書きたいと思いました。
ですからタイトルも、『結果を出す人の時間の考え方・使い方』と、
まさに内容そのままの、シンプルなタイトルになりました。
本書では、「時間は有限であり、可能性は無限である」ということを
テーマの根底におき、私の実際の経験もふんだんに取り入れながら、
読者の皆さんに、結果を出すためのタイムマネージメントに対しての、
メッセージを発信しました。
拙著により少しでも多くの方の、成果という結果につながることが出来れば、
こんなにうれしいことはありません。
またこのような機会を与えていただいた明日香出版社の皆さまに、
心から感謝したいと思います。
ありがとうございました! 小林 一光
皆さん、こんにちは。里中満子です。今回、『CD BOOK 21日で速習! 「社内公用語の英語」の重要表現600』という本を書かせていただきました。
このところ、「英語を社内公用語化する」という有名企業のニュースが世間を騒がせています。「いずれは自分の会社も、英語が公用語となるのではないか」と戦々恐々としている方も多いのではないでしょうか。
「会社の英語」、すなわちビジネス英語というと、堅くて難しい英語といった印象を受けますが、実際に会社内で使われる英語は、日常会話レベルの易しい表現も多いものです。
むしろ、職場でさまざまな人間関係が繰り広げられるなか、心の通った意思疎通がどれだけできるか、微妙な気持ちをどう伝えるか、そんな発信力こそが鍵となります。
確かに、ビジネスにおいては、商談やプレゼンなどの特殊な場面で使われる用語を覚えることも必要です。
が、それよりも大切なのは、話し相手が同僚なのか、上司/取引先なのか、また気軽な会話なのか、シリアスな場面なのかによって、英語の「丁寧度」を使い分ける気配りです。
状況に応じて言葉のニュアンスを使い分けることができれば、それだけで、あなたに対する社内外の評価がグッと上がることでしょう。
本書では、仕事上必ず遭遇するであろう21の状況別に、どんな英語表現がよく使われるのかをランキングにて表記しています。
(コーパス言語学とグーグル検索による頻度分析で厳選したもの)
緊急に英語を身につけなければいけない人は、まず使用頻度No.1の表現のみを集中学習してください。
少し時間に余裕のある方のために、その他の重要表現もバラエティ豊かに紹介しています。
近い将来、あなたの会社が外国人を社員として迎え入れることになっても、本書で最小限必要な英語を身につけておきさえすれば、恐れることはありません。あとはグローバルなビジネスセンスとコミュニケーション力を持ってさえすればよいのです。自信を持って、グローバル社会への一歩を踏み出しましょう。
里中満子
『29歳のルール』を書きながら思ったのは、
つくづく「たくさんの先輩方のおかげで、今の自分があるんだな」
ということでした。
私が、そうやって先輩方に教えていただいた仕事やキャリアのことを、
こうして今度は、私自身が“次世代”にあたる読者の皆さんへ向けてシェアしていく。
こんなに光栄なことはありません。
明日香出版の皆さまに、そんな素敵なチャンスをいただけたことを、
この機会を借りて、心から感謝したいと思います。
ありがとうございました!
この日本には、たくさんの“29歳”が存在します。
すでにリーダーの立場にいる29歳…、
心機一転、転職したての29歳…、
夢に向かって独立・起業の準備に入っている29歳…、
生まれたばかりの子どもがモチベーションになっている29歳…、
親孝行や社会貢献活動をはじめた29歳…。
でも、どんな29歳でも、ここから大切になってくるのは
「心」「技」「体」のバランスです。
そんなことに照らし合わせながら、この
『あたりまえだけどなかなかできない29歳からのルール』を
読んでくださると、とても嬉しいです。
読者の皆さまと、イベント等を通じて言葉を交わせるときを楽しみにしています。
村尾 隆介
こんにちは、デイビッド・セインです。
ご好評をいただいている『CD BOOK Good going! 2語で英会話』の続編を約8年ぶりに出版させていただくことになりました。
その名の通り、今回も2単語だけの短いフレーズを集めた一冊ですが、今回は「朝起きてから、夜寝るまで」という一日の流れに沿ったシチュエーション別でまとめました。
たったの2単語でも、これだけのことが言えます!
長々としたフレーズよりも、むしろこちらのほうが自然に聞こえ、さらに、とてもネイティブっぽい表現が多いのも特徴です。
2単語だから、聞くのも覚えるのも簡単ですよ。
皆さまの英語学習にぜひお役立てください。
Keep trying !
デイビッド・セイン
こんにちは。
広報コンサルタント/ビジネスメール・インストラクターの小田順子です。
この度、おかげさまで、「言いたいことが確実に伝わる メールの書き方 ―ビジネス・コミュニケーション術」を上梓することができました。
この本は、
メールの読み書きが面倒くさい!
文章を書くことが嫌い!
言いたいことが伝わらなくてじれったい!
そんなふうに感じている方のために書いたものです。
■メールの悲劇
突然ですが、あなたは1年間でどのくらいのメールを送受信していますか。
私の場合、受信メールが約20,000件(迷惑メールも含みます)。
送信メールは約4,000件になります。
1日当たり10件のメールを書くとして、
1件当たり10分かけて書いていたら100分=1時間40分です。
30分かけたら300分=5時間!
1日中、メールを書いていることになってしまいますね。
これはもう悲劇です。
メールの悲劇は、時間がかかる以外に、もう一つあります。
それは、言いたいことが相手に伝わらないこと。
こんなに丁寧に書いているのに、なんでわかってくれないの?
気のない返事ばかりで、ちっとも話が進まない。
そんなつもりで言ったんじゃないのに……誤解だ!
そんなことはありませんか。
■メールの喜劇
伝えたいことが相手に伝わらないのはなぜでしょう。
メールの読み書きに時間がかかる原因は何だと思いますか。
例えば、メールで日程調整をするケースで考えてみます。
A:何日がよろしいですか?
B:10日がいいです。
A:その日はちょっと…13日はどうですか?
B:では13日でお願いします。時間は?
A:15時でいかがでしょうか?
B:その時間はちょっと…
これではキリがないですよね。
ベタな喜劇のようですが、実際は頻繁にあるケースです。
あなたも似たようなことをしているかもしれませんよ。
■伝える≠伝わる
例に挙げたケースは、ちょっと言葉が足りないのです。
では、言葉を尽くして長い文章を書けば伝わるのでしょうか。
いえいえ、「長く書くこと」と「伝わる」ことは別物です。
「伝える」ことと「伝わる」こともまた、イコールではありません。
伝わるメールにはルールがあります。
文章がうまいことや、才能は必要ありません。
メールは小説ではないので、名文を書く必要はないのです。
私がお伝えしたいメールのルールは、誰にでも実践できるものです。
そのルールに沿って書けば、短時間で伝わるメールが書けるようになります。
本書では、そのルールを具体的にお伝えしています。
メールにかける時間が減る。でも、確実に情報が伝わる。
それができれば、日々の仕事がぐんと楽になりますよね。
■メールのルールを身につけるメリット
メールのルールをマスターすれば、メールがもとでトラブルに発展することも、
空気が読めない「残念な人」になることも防げます。
さらに!メールで相手に好感を持ってもらうことができれば、
クライアントや取引先との関係はもちろんのこと、
上司や先輩、部下や後輩に信頼され、円滑なコミュニケーションができます。
メールを書くのに時間がかかって、効率が悪いと感じている人
お会いすれば好感度が高い人なのに、メールの書き方で損をしている人
メールのもうワンランク上の活用を考えている人
そんな方に読んでいただきたい内容です。
■「言葉」オタク
実は私は、数年前まで公務員でした。
長引く不況の折に、役所を辞めて独立したのです。
「言葉」に異常に興味があり、たった一文字でも、
そのニュアンスが気になって仕方がないという「言葉」オタク。
かつては大学受験予備校、国語単科の学習塾で講師のアルバイトをし、
大学の文学部を卒業しただけではなく、いまだに大学院で言葉の研究中です。
ビジネスメールもウェブ制作もSEO(検索エンジン最適化)も、
すべて言葉への興味から取り組んでいます。
そういう意味では、「注目の人」、ちょっと変わった人かもしれませんね。
役所を辞めて独立した今も、人の役に立ちたい!という想いは変わりません。
頑張っている若手ビジネスパーソンに、
あるいは、部下や後輩思いのデキるビジネスパーソンに、
ぜひ、役立てていただきたい1冊です。
広報コンサルタント/ビジネスメール・インストラクター
小田 順子
■「言いたいことが確実に伝わる メールの書き方」サイト■
本書に関するお得情報、メールに関するお役立ち情報を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください!
メールの3S : Surely(確実に)!Speedy!(効率的に)!Sympathy(思いやりを伝える)!
http://mail-3s.biz/
「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら:ダイヤモンド社)が売れに売れている。ドラッカーが ブームだ。
ドラッカーは20世紀を代表する経営学者だ。
「マネジメント」を体系化したといわれる。
ドラッカーの「マネジメント」の考え方は、組織中心の見方から顧客中心に変えるものだ。
ドラッカーは「パラダイム(世界観)シフト」といっている。
組織もピラミッド型からオーケストラ型へ、労働者も知識労働者が中心となる。
ドラッカーの本は、読み物としても実に楽しい。底に流れる人間性がおもしろいのだ。
たとえば、「未来を予測してはいけない」「時間は守れない」「計画は実行できない」「リーダーシップはいらない」「エリートを求めるな」など、 実に興味深いメッセージが多い。
通常なら、「未来を予測しろ」「時間を守れ」とか、「計画を実行せよ」というだろう。
しかし、そういわない。
そのかわり、「ギャップ分析」 「フィードバック分析」「シナジックな組織」「イノベーション」など、どうすればいいのかという方法論が書かれている。
『ドラッカーのマネジメントがマンガで3時間でわかる本』は、
ドラッカーのマネジメントの思想やドラッカーの人間性に触れながら、マンガと解説 でわかりやすく書いたものだ。
こんにちは
株式会社 フォスターワン 坂上です
「トップ営業マンの本を読んでもトップになれない」これが、むかし私が営業マンだった頃の感想です。 なぜなら、1万人に1人というような天才的な人の話は分かりづらいうえに営業の一部分しか語っていないからです。
では、われわれ凡人がトップになるにはどうしたらいいのか?
そのヒントを、今回はランチェスター戦略の思想をもとにわかりやすくお伝えしようと思いました。
中小企業で日夜奮闘する営業マン
入社以来、特別な教育を受けたことがない営業マン
30代になってもあまり売れていない営業マン
40代を前に課長になり営業を体系的に語れない営業マネージャー
こういった方は、特にさぼっているわけでもなく、逆に、売れている営業マンよりも働いている時間が長いことが多いのです
つまり、やる気はあるけどやり方が間違っているのです。 言葉を変えると、効果的なやり方を知らないだけなのです。
だから、がんばっている割に結果が出ない。 そして、結果が出ないことを自分の能力がないと勘違いしてしまう。 さらに悪いことに、そのことで自信を無くしてしまうのです。
自信を無くす必要はありません。今、現在は売れていない方でも、効果的なやり方を学びさえすれば誰でもいい結果が出ます。
そのヒントになるものがここでお伝えする「ランチェスター戦略」なのです。
日本中で、売れない時代に売れない商品を前に悶々としている皆さんの役に立てたら本望です。いい結果が出て、毎日が楽しい営業生活になりますように!
ありがとうございます
坂上仁志
この本がこれまでの中国語の入門書と違う点は、語学学校の先生でも大学の研究者でもない、アマチュアの私が、「中国語が通じた!」という喜びをより多くの人に感じてもらうために書いたという点です。
文法や子音の発音には重点を置かず、中国語が「通じる」ための最大のポイントである「四声」をひたすら強調しました。「二文字の発音」に1章を割き、四声のパターンを16にまとめたのは、おそらく中国語の解説書としては初めての試みです。
今年、2010年は春から夏にかけて上海万博で中国観光がブームになったかと思えば、秋に入ると尖閣諸島問題で反中国ムードが一気に高まり、日本と中国の関係で言えば実にプラスとマイナスの両極端が混在した年になりました。
「尖閣問題で日中関係が悪化しているのに、中国語の本なんて売れるの?」と言われます。しかし、ちょうど尖閣問題がピークを迎えた9月下旬に中国に出張してきましたが、特にヒドイ目に遭うことなく帰ってきました。
テレビや新聞を見るとレアアースの輸出規制や反日デモばかり強調され、日本と中国の距離が遠くなったように報道されていますが、そんなことはない、というのが現地を見た実感です。
日本と中国はこれからもますます経済的、文化的なつながりを深めていくことは間違いありません。中国語を勉強すれば、あなたの人生にさらに多くのチャンスが舞い込んでくるはずです。私の本業は都下11店舗の書店チェーン「ブックスタマ」の経営ですが、中国語でさらに大きなビジネスチャンスをつかみたいと思っています。
この本を読んでいただいた皆様が、「通じた!」喜びを感じて、中国をよりよく理解し、これからの人生で成功をつかまれることを切望いたします。
加藤勤
12月新刊「CDBOOK 中国語が1週間でいとも簡単に話せるようになる本」
e-honで予約受付中!!
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-7569-1425-5&Sza_id=MM
戦後最高値に迫る円高の影響もうけて、低迷が続く日本の株式市場です。
相場低迷に呼応するように、日本株の投資商品としての人気は下がり続けているようで、
比較的少額資金からはじめられて、手数料も安い、FX(外国為替証拠金取引)に
個人投資家の人気を奪われているようです。(そういう私もFXもやっているのですが・・)
株は、慣れてくれば、安かろうが、高かろうが投資チャンスはいつでもあるのですが、
なかなか初心者のみなさんは、いまのような状態では手出ししにくく、
人気低迷というのもうなずけます。
日本の株式市場の低空飛行がいつまで続くのか、まだまだ出口は見えそうにありませんが、
上がったものはいつかは下がるし、下がったものはいつかは上がるのが相場です。
そして、注目されず人気が無いときこそ、実は大チャンスだったりするのも、世の中の常です。
いまこそ、しっかりと本当の基本を学び、きたるべきチャンスを待つ。
そんな時期なのではないでしょうか。
世の中が盛り上がってきたときでは、時すでに遅しです。
チャンスがきたときに、正しい投資ができるように、
個人投資家のみなさんに、まずは、基本のキを学んでいただくために本書を書きあげました。
恒常的に語られている、株の基本事項についても、
実戦には不向きだったりするものもあります。
個人投資家としての、私の経験を踏まえながら可能な限り本音を書かせて頂きました。
読み返すと、ちょっと言い過ぎかなと思う箇所もあるのですが、
ダマされない、負けない個人投資家を育成するという私の理念と個人投資家としての本音です。
実際のトレード方法なども記載することも考えたのですが、
まずは、「基本のキ」ということで、今回は割愛させて頂きました。
これから株を始めようとしている皆さんや、もう一度基礎をしっかり学んでみ
たいみなさんには、お役に立てる内容になったと思います。
最後に、お手伝いいただいた編集者様に感謝するとともに、
日本の個人投資家のみなさんの成功をお祈りしたいと思います。
株式投資スクール プロフィットラボラトリー 伊東猪佐雄
最近読んだ「イチローの名言集」の中で心を打ったのが、
「ピンチは最大のチャンス到来である。
それを乗り越えれば一気にレベルが3倍以上UPする。」、
「スランプは自己反省を促し、次の躍進へのステップである。」というものでした。
特に前者は、不況にあえぎネガティブな気分に陥りがちな現代人への名言として心に響くもので、
「窮地は大きければ大きいほど、それを乗り越えた時の飛躍が大きいので、
絶対に背を向けずにチャレンジし克服すべし!」という言葉は、
人生を達観した一流の人間の発想と言えます。
これこそまさに私のモットーである、
”Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る!)”と
同じコンセプトです。
調子のいい時に明るく悪い時に暗くなるのは
普通の人にとって当たり前のことですが、
ややもすればネガティブでペシミスティックな気持ちになりがちな
この乱世を生き抜くのに重要なことは、
己のポテンシャルを信じて苦境を乗り越えるプロセスを「エンジョイ」して行くという
「真のポジティブシンキング」だと思います。
目に見える成果もなくスランプのように思えても、
それを自己反省と精神力UPのチャンスと捉えて、
次なる飛躍に備えるキャラクターこそ、まさしく現代人に不可欠な要素だと信じています。
最近読んだ「時間短縮法」の中でも、
「何らかの仕事に対してネガティブな気持ちになれば、
それだけで能率は3分の1以下になる。」という下りがありましたが、
人生は楽で好きなことばかりできるとは限らないので、
嫌な時でも苦しい時でも自己暗示にかけてそれを「エンジョイ」する気概こそ、
将来の成功への架け橋なのです。
それでは皆さん、明日に向かって、“Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る!)”
植田 一三
Dear readers and supporters;
With those who have been overwhelmed by great misfortune, the world-famous baseballer Ichiro’s words may strike a chord. “Great adversity is the great chance to enhance your skills significantly if you can rise to the tough challenge. Being in a slump gives you a great chance to find your weaknesses through soul-searching and develop mental discipline.” His philosophy of life that epitomizes “positive thinking” has a lot in common with the guiding principle of ASC, “Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る!)”, by which I do mean that you Can enjoy the process of overcoming serious challenges, no matter how long it may take.
Another aphorism I took from a book on time management is that if you feel negative about your task, your work efficiency and productivity will decline to less than 30 % of your potential. Therefore, you should force yourself to think positive about it if you want to finish your job as quickly as possible. This can also apply to your English skill development. If you feel inferior to your peers in vocabulary building or listening comprehension and thus negative about the test or training, the rate of your progress in those skills will sharply decline. Therefore, you must force yourself to think positive about them to expedite the process of your skill development.
These three aphorisms boil down to the critical importance of “positive thinking” in skill development and thus success in life. In this day and age, people can be easily sucked into a “black hole” of negativism and pessimism. People tend to swing from joy to sorrow, seesawing between hope and despair with ego inflation and deflation. Yet as Western and Eastern religion warn that people trapped in defeatist mentalities will be possessed by evil spirits, while positive thinkers can be blessed with high spirits, we must regard tangible progress as a confidence booster and serious setbacks as a blessing in disguise and always try to think positive about even the most daunting challenge. “Dreams see us through to forever. Let’s enjoy the process!”(陽は必ず昇る!)Thank you. Ichy Ueda
「思うように売れないな…」
「なんで買ってもらえないのかわからない…」
「従業員も減らされて作業ばかりにうんざり…」
「入社当時のようなワクワク感がないな…」
「もっと売れるようになりたい…」
と「今」に課題や悩みを抱えている方にぜひ読んでいただきたくて本書を執筆致しました。
私も10代の時に売れなくて悩んだ時期がありました。
私の個人売上は一日2万円。(店スタッフ平均約15万円)
「なんでこんなに一生懸命接客してるのに売れないんだ…」と帰り道に悔し涙を流したこともたくさんあります。
もともと話すことが得意ではなかったので、販売の仕事は向いていないのではないか…と思うことも多々ありました。
この頃は、売れないすべての理由を、お客様、立地、会社、商品などありとあらゆる環境のせいにしてきました。
「買う気ないなら最初からくるなよ…」
「近くにショッピングセンターができてうちの店ヒマになったな…」と。
こんなに頑張っているのに売れないのは俺のせいじゃない、といわんばかりに環境に責任を転嫁していました。
もちろん結果は一向に変わることはありませんでした。
この現状に嫌気がさして何度もやめようと思いました。
それでもバイトを辞めて両親に心配をかけたくない、学費を払い続ける、一生懸命教えてくれる上司のためにも一度本気になって働こうと決めました。
心を入れ替えてからは、不器用ながらも私の接客を通して時折見せてくださるお客様の笑顔がひとり、また一人と増えていきました。
そして、日々改善を重ねてトップ販売員になることができました。
この時には、一日80足の靴が売れるようになりました。
しかも、売上全体の3割をリピーター・ご紹介で占めるようになりました。
週末が稼ぎ時のファミリー層の店ということもあり多くの顔なじみのお客様にお越し頂きます。
そのたびに嬉しくて目頭が熱くなるほど幸せな販売生活を送ることができました。
全く売れなかった頃は一日2万円、それが56万円売れるようになった秘訣を本書で全て書き記しています。
あなたもお客様に愛され続ける販売員になりたくて今の仕事をしているはずです。
現実と理想の間のギャップに悩んでいることでしょう。
でも、もう大丈夫。
本書を読めば間違いなくこのギャップを埋める糸口をつかむことができるはずです。
今の課題や悩みは成長するための壁です。
チャンスととらえて一緒に乗り越えましょう。
また一人あなたのファンが増えることを心から願っています。
■ IT'S BEEN A HARD SUMMER NIGHT
「あなたの商品を中国に売る33の方法」(10月13日発売)
...数えてみたら、明日香さんで出してくださった拙著がこれでちょうど10冊目になりました。
初めての「中国のことがマンガで3時間でわかかる本」初版が2001年執筆でしたから、もう10年になりました。
当然のことながら、当時はサラリーマン(銀行員)をやめたばかりで40代、今では月給無しの生活になじんで50代です。
今回、共著をお願いしたチャイナワーク遠藤専務とは、10年前からのお付き合いで、彼とは「中国ビジネスのバイブル」とも呼ばれた「中国投資・会社設立ガイドブック」シリーズでもご一緒させていただいた「戦友」です。
「33の方法」で、彼は今年の夏、中国に長期の調査出張に行っています。
その際にいろいろと面白い話も聞いたのですが、基本的に裏話は「読者に真似されると困る」(某編集部員)ということで、すべて「ボツ」。多少、面白みは欠けたかもしれませんが、大変役に立つ実務書になったと思います。
実は本書と並行して、大手損害保険会社の中国ガイドブックも二人で執筆しておりまして、そのうえ8月末には横浜で、まったく「手作り」オリジナルの大型ビジネスセミナーを開催して、やはり二人で講師をやりました。
250社の参加申し込みをいただき、超繁忙の受付には明日香編集部のおふたりにもボランティアでご協力いただき、ありがとうございました。
このときは本がたくさん売れてよかったですね~
まだ原稿すら見えないまま、本書の予約まではいってしまいましたが...!!
もうひとり、大阪からご寄稿いただいた中国語通訳案内士の水谷さん。
彼とは1984年の北京大学派遣留学時代からの親友です。
彼も通訳資格をとって脱サラしてから、最近では中国人観光ガイドで日本中を飛び回り、大忙し。
彼の執筆した「中国人顧客を上手に落とす方法」、とにかく面白いです!
・・・彼の文章からは中国人客から大人気の彼のキャラも読み取れると思います。
今回は、なんと原稿締め切り後になってから、初回校正済みの拙稿を3日間でほとんど全部書き直し、という前代未聞の経験をしました。
その後も急激な円高、そして尖閣諸島事件まで発生して、今度は世間の状況が大転換。
本当に波乱ずくめでした。これが本書の売り上げに追い風となってくれればいいのですが...
それにしても今年の夏は暑かったですね。
こんなことで、今になって、皆さんから「やせましたね~」とよく言われます。
「いやいや、老衰ですよ~」なんて笑って応えてますが、今夏はたしかにきつかったです...
異常な暑さの中、原稿執筆とセミナーの圧力と戦いながら、
急に涼しくなって、なんとか本書が「出せそう」(10月1日現在)です!
中国マーケットの●攻めと守り●表と裏●、最新の内容で、成功のヒント満載です!
ぜひ近くの書店でご覧ください。
「働く男子(ひと)のルール」
この本の執筆は、僕にとって
本当にチャレンジだった。
明日香出版社編集者である藤田知子さんとの初顔合わせは昨年の12月22日だったと記憶している。
彼女は僕の前著を読み、
僕が伝えていることに共感を覚え、
執筆依頼の連絡をくれた。
僕は、「コーチング」というコミュニケーションの分野の専門家だ。
すでにこの分野で20年ほどの実績がある。
その僕に、しかも僕の本を読んで僕に関心をもった藤田さんが依頼に際し持ちだしてきた条件は、
『「コーチング」「コミュニケーション」という長いカタカナは使わないでください』だった。
正直、度肝を抜かれるという言葉がしっくりくるほど驚いた。
その分野の専門家の武器を奪いかねないその条件。
いろいろ妥協案を持ちだすも、藤田さんは一歩も引く気配がない。
これは、引き受けるしかないと思った。
なぜなら、僕は、その人の意図にかなった目標や目的に向かって結果を出すために人をサポートするプロであり、人にそうある自分である以上、自身も常にチャレンジすることを厭わないところに生きている自負が少なからずあるからだ。
そして、引き受けたはいいものの、そこから先は、本当に、チャレンジングな日々だった…。
プロのビジネスコーチ(コーチングとは会話で人や組織の行動や結果達成をサポートする仕事)として活動している中で、十人十色以上にいかに人一人一人が違っているか、そして、同じ人の中でも一瞬一瞬変化していて、今見つけた答えがもう次には役立たないかが身に染みている。
だからこそコーチングでは、目の前の相手との「今」の会話で都度何をすべきかを一緒に探っていく。
ところが、今回は「ルール」なのだから、働く男子の誰にも当てはまる原則を示さなければならない。
といっても、ありきたりのノウハウや教訓では使えないし、「こうすべき」というテクニックでは応用が効かない。
冒頭の条件と共に編集からは、寄り添ってサポートになるようなものをとリクエストされていたので、「俺のやり方についてこい!」と言うのも違う。
しかもルールというのは、時代や状況によって常に変化していくものだ。
そんな中で、シンプルな「ルール」でありながら、使ってみると深いもの、それを100個並べるというのはただ事ではなかった。
この僕のチャレンジがどんな結果になったかは、ぜひあなた自身で確かめてほしい。
本書では、「今のあなたのままで、よりあなたの本質に近づく、自然に生き生きと軽やかに進んでいくルール」を選んで紹介することを心がけた。
さあ、自分探しなどではなく、自分活かしを始めよう。
岸 英光
あなたは、遊園地がお好きですか?
この質問に「楽しいから好き!」と答えるなら、明日香出版社さんから発売となった「会計が世界一シンプルにつかめる本」における会計の世界観についても楽しめるはず。
この本は、会計に携わっていない20代のビジネス・パーソンを対象とした会計の入門書です。入門書だからといって浅いレベルをなぞるのではなく、あなたに会計のエッセンスを深く伝えるものです。しかも、本のタイトルどおり、「シンプル」に。そういえるだけの秘密があります。それをお話しする前に、ちょっとだけ私事にお付き合いください。申し遅れました、私、公認会計士の竹村純也と申します。
実は、私には恥ずかしい話があります。会計士業界に入った当初は、なんと決算書が読めなかったのです。会計に詳しいはずの専門家なのに決算書が読めないとは、非常にマズイことですよね。
もちろん公認会計士試験には合格していますので、決算書に記載されている項目が何を意味するのかは理解しています。「利益がいくら」とか「在庫がいくら」といったことは読み取れます。というよりも、当時はその程度止まり。そこに書かれた数字から、「何が起こっているのか」、「これからどうなるのか」を読み取るまでには至ってなかったのです。
しかし、先輩の会計士や優れた経営者や経理担当の方々が決算書を手にして話す内容は、そんなレベルをはるかに超えています。たとえば、「この利益の推移だと、2年後には赤字に転落する」とか、「こんなに在庫を抱えていると資金が3年以内にショートしてしまう」といったもの。決算書に書かれた金額がどうのこうのではなく、そこから将来がどうなるかという話をしているのです。
会計士という資格を名乗るからには、そのレベルに達しないと商売になりません。そこで、そのレベルにどうすれば到達するのかについて考え、いくつかを試行しました。その結果、ある観点に辿りついたのです。それは、「マネーはどう回っているか」という観点です。この観点を経営者の3つの活動に関連づけることができたときに、決算書からマネーの回り方が浮かび上がったのです。その回り方には、「過去こうだった」とか「今、こうだ」だけでなく、「将来こうなるだろう」までも含みます。すると、さきほどのように将来が見えるようになるのです。
そこで本書では、あなたにも決算書から将来がみえるように、経営者がどのようにビジネスを行っているのかについて、回るマネーという観点から解説を行っています。その上で、それが決算書にどのように表れるのかを説明しています。しかも、本書オリジナルの「ぐるぐるチャート」という絵も使いながら。あの難しそうな簿記の教科書のように、単なる会計だけの話には終始していません。だからこそ、あなたは、会計のエッセンスを深く、かつ、シンプルに受け取ることができるのです。
正直いうと、本書は、私の頭の中をさらけだしているようなものです。しかし、あなたにとっては、本書によって専門家がどのように見ているのかを追体験できるのです。たとえ会計を知らなくても、決算書からマネーの回り方が見えるようになるでしょう。まるで遊園地で、アトラクションのキャラ設定の細かな背景を知らなかったとしても、乗り物に乗っているだけで楽しめるように。
その乗り物のシートは、あなたのために用意してあります。今すぐ乗り込んで、会計というアトラクションを楽しみましょう!
竹村 純也
はじめまして、
私はエリックと申します。横浜に住んでいるフランス人です。
1998年に、フランスから日本にやってきました。それから2000年まで2年間、大手語学学校でフランス語を教えた後、2000年にエリック外語学院を設立しました。
この学校では、フランス語と英語のレッスンを行っています。
日本は、安全できれいな国です。
フランス人は見習えばいいかもしれません!(笑)
以前出版した『フランス語会話フレーズブック』では、明日香出版社さんのおかげで私のフランス語を生かすことができて、光栄でした。
私の生徒たちやたくさんの方からの反響もあり、とてもうれしく思っています。
今回、2冊目の本を出版していただくことになり、明日香出版社さん、そして編集担当をしてくださっている小野田さんにとても感謝しています。
私はフランス語教師として、写真のように厳しい面もありますが(これはわざと厳しい先生ふうに撮ったんですよ!(笑))、生徒のことや読者のみなさんのことをいつも大切に考えて仕事をしています。
先生として、楽しいことはもちろん教えることです。
それに、何よりも、フランス語を理解できた生徒の笑顔を見ると幸せです。
生徒たちには平等に教えますが、人それぞれなので、教え方は相手によって変わります。
各生徒に一番に合った教え方を見つけるのは、毎日の楽しいチャレンジです。
本を作るために、たくさんの時間を使い、納得のいくまで議論しました。
担当の小野田さんにはご迷惑をおかけしましたが、フランス語を完璧にみなさんにお伝えするために、私は妥協することなく頑張ってきました。
この本と一緒にフランス語を楽しみましょう。
私ともっとフランス語を勉強したい方は、エリック外語学院で待っています。
エリック外語学院(横浜)
http://ericgaigogakuin.jp/
Eric FIOR
『42歳からのルール』の中でも書きましたが、今の40代は本当に若いと思います。ひと昔前の40代とは、まったく違う感覚で、個人的には「成熟していない」という言葉の方が、ぴったりくる感じです。
そんな良くも悪くも成熟していない40代(とりわけ前半)のビジネスマンたちは、「部下のマネジメント」をどのようにとらえているのか? この問いかけが『42歳からの上司のルール』を書くきっかけになりました。
42歳は、バブル後期の大量採用の入社組で、数に甘えて危機感が薄いと見なされがちな存在でもあります。若者雑誌などの特集では、「ダメ上司」の烙印を押されることもしばしばで、部下マネジメントが苦手だと言われる理由は、入社して以降の景気悪化から、後輩社員が極端に少なくなったことも影響していると思われます。
同期がやたらと多いバブル世代は、そもそも7割の人が課長にすらなれないという論調もあるほどで、首尾よく管理職になっても、プレイングマネジャーとして、組織のマネジメントと個人の業績責任の両方をミッションとして負わされ、疲弊する姿もいたるところで見かけます。
しかし、ビジョンを掲げ、組織を束ね、人を育てながら、結果を出していく上司という仕事には、上司にしか決して味わうことのできない喜びもあります。この本は、42歳前後の人たちに、マネジメントの本質を理解してもらい、イキイキと働いてくれることを願って、自分の体験談を盛り込みながら、ポジティブな気持ちで書きました。
書いてみて、結果的にわかったのは、時代や環境が変わってもマネジメントの本質までが変わるものではないということでした。
そういう意味でも、42歳前後の人にはもちろん読んでほしいと願っていますし、42歳以外の幅広い世代の人たちにも、大いに活用していただけるのではないかと思っています。
「『世界経済』は難しい!」
そういう声をよく聞きます。なぜでしょうか?
それは、それぞれのニュースの原因と結果を丁寧に関連付けて説明してくれないからです。
・サブプライム問題の影響で、ガソリン価格が上がった
・激安ジーンズが売れるに伴って、日本経済は衰退していく
・中国人の富裕層が増えたので、日本の穀物の値段が上がった
これらは、実際に新聞やテレビで報道されたニュースですが、これだけ聞いても、「風が吹けば桶屋が儲かる」の話のように、原因と結果のつながりが良く分りません。
でも、当然ながらこれらのニュースにも、ちゃんとした因果関係があります。
実際に「サブプライム問題」が起こった後、ガソリン価格は急激に上昇しました。住宅ローンに投資していた投資家が、サブプライム問題後、「もう住宅ローンはダメだ! 今度は別のものに投資しよう」といって、大量のお金が原油に投資されたのです。その結果、急激に原油価格が、そしてガソリン価格が上がっていったのでした。
このように、因果関係が分かれば、「サブプライム問題の影響で、ガソリン価格が上がった」というニュースが理解できます。つまり、ちゃんと「整理」ができれば、世界の経済も簡単に理解できるんです。
「でも、複雑すぎて、情報の整理ができない!」
そのため、この本では、「衣」「食」「住」・「ヒト」「モノ」「カネ」の6つの視点から、世界の経済をシンプルに整理しました。
どんな難しそうなニュースでも、どれかに当てはまります。日々飛び込んでくる情報を6つのテーマに分けて考えれば、意味が分からなかった世界の経済が、驚くほど簡単に、そしてシンプルに理解できることに気づくと思います。
本書では、全くの初心者の方でも理解できるよう、専門用語や予備知識はゼロから丁寧に解説しています。また、この本は世界経済の入門書ですが、これ以上の知識がある方は、それほど多くないです。この1冊で、「世界経済をある程度知っている人」になることができます。
タイトル通り、「世界一」「シンプルに」経済を解説した本に仕上がりました。ぜひ手に取ってみてください。
。
最古にして最強の兵法と言われる「孫子」は、今から2500年ほど前の中国春秋時代から伝わる、いわゆる古典です。時代の変化を超え、洋の東西を越えて評価されている古典ですから多くの智恵や思想が凝縮されています。三国志に出てくる魏の曹操、フランスのナポレオン、日本の武田信玄、中国の毛沢東、そしてアメリカのペンタゴンなどが孫子の研究をし、それを実戦に活かしたことで有名です。そんな珠玉の智恵が詰まったものですから、すでに多くの解説書が出版されています。
しかし、私は2500年も前の古典をそのまま現代語訳して古い戦争のやり方を学ぶことには意義を感じません。そうではなく、孫子の兵法に凝縮され詰め込まれた智恵や哲学を現代の企業経営に適用、応用し、実践することにこそ価値があると思うのです。
私は中国古典や孫子の兵法を研究している「兵学者」ではありません。
孫子の兵法を実際の企業経営に当てはめて実践している「兵法家」です。
私自身の会社で経営者として20年、経営コンサルタントとしてクライアント企業においても20数年間に渡って孫子の兵法を企業経営に適用、応用してきました。今ではその数が2000社を超えています。
この度、明日香出版社さんから出させていただいた「小さな会社こそが勝ち続ける 孫子の兵法経営戦略」では、そうした実戦ノウハウ、兵法家の智恵を69のポイントに整理し、分かりやすく解説しています。中国古典の解説書でも、単なる現代語訳でもありませんし、古代戦史を引っ張り出してきてその戦法がどうのと解説しているものでもありません。
あくまでも、現代企業向けの経営書、経営ノウハウ集であり、孫子の兵法が現代の企業経営にどう活かされるかに特化した実践書です。69項目に分けて、短く読みやすく書きましたので、経営者、管理者だけでなく、若いビジネスマンの皆さんにも是非気軽に読んでいただきたいと思います。
本書の企画を、編集の久松さんからいただいた時、「小さな会社の経営に特化した内容で、孫子の兵法を分かりやすく解説する」という話しを聞いて、「そりゃ面白いな」と思いました。明日香出版社さんと言えば「小さな会社の経営書」ですから。少なくとも私の周りの経営者仲間では「小さな会社の経営のことなら明日香出版社に聞け!」ということになっています(笑)。得意分野にフォーカスした「明日香戦略」はまさに孫子の兵法です。そんな出版社さんだから、古典研究、兵法研究の専門家でもない私を見つけ出してくれたのだろうと思うのです。
小さな会社の経営に強い明日香出版社さんと、最古にして最強の兵法「孫子」と、企業経営向けの兵法家である私との3者コラボレーションによって、本書は生まれました。3者コラボの相乗効果で孫子の兵法にさらに磨きがかかっているはずです。是非、多くの方に読んでいただき強い会社を作っていただきたいと思います。
孫子兵法家 長尾一洋
6月発売の『台湾語会話フレーズブック』は、私が明日香出版社から出した『はじめての台湾語』、『絵でわかる台湾語会話』、『台湾語のスラング表現』に続く、台湾語シリーズの4作目です。
観光やビジネスなどで台湾を訪れる日本人は年間100万人を超え、台湾に留学している日本人は約3000人いるそうです。
台湾では、日本が大好きな「哈日族」も多く、日本の人気タレントが出演するドラマなども人気で、日本語を学習する若い人たちが増えています。
写真は、台湾の高雄市の「茶亭仔」という喫茶店での勉強会の一風景です。
私の台湾語シリーズでは3つの言語(日本語、台語、台湾華語)を併記しており、台湾の人たちが日本語を勉強する教材として使っています。
実は台湾の若い人でも教会ローマ字の発音表記が分からない人は多く、両方の勉強も兼ねて、私の著書を使っています。
台湾では様々な言語が使われています。
学校教育は公用語の「台湾華語」で行われており、一般的には台湾華語が一番通じやすい言語です。
しかし日常生活では、方言である「台語」もよく登場します。台湾の中南部に行けば行くほど、台語と出合う確率も高くなります。
「台湾華語」と「台語」、これら両方の言葉を紹介したいと思って最初に書いたのが、『はじめての台湾語』(2003年)でした。
当時、台湾華語と台語を、本のタイトルでどう表現したらよいのか迷った末、「台湾語」という表現を使うことにしました。
理由は簡単。多くの初級者にとって、台湾で使う言葉=「台湾語」だと思ったからです。
続いて『絵でわかる台湾語会話』、『台湾語のスラング表現』でも、台湾華語と台語の両方の言語を含む表現として、あえて「台湾語」という表現を使いました。
今回4作目となる『台湾語会話フレーズブック』では、日常会話フレーズ(約2900)を、台湾華語と台語を対照で紹介しています。様々なシーンで対応できるように、身近なフレーズを豊富に揃えています。
台語の発音をより正確に伝えるため、教会ローマ字による発音表記を取り入れ、台湾語教育の権威である陳豐惠先生に監修をお願いしました。
付属のCDは3枚組です。
台湾人が普通に話すスピードですので、耳を慣らしておくと便利でしょう。
CDの台語部分は、これまでのシリーズで「台語の響きはこんなにも美しいの」と、ネット上で隠れた評判になった趙珮汛君にお願いしました。今回もその抑揚のある声で、台語のリズムを読者の方に感じ取ってほしいと思います。なお台湾華語の部分は私自身が担当しております。
近年、日本においても台流ブームが定着し、台湾が大好きな「哈台族」も現れました。
日本で最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるmixiにも、たくさんの台湾関連のコミュニティが存在しています。
以前よりもフレッシュな台湾情報をより早く、より簡単に得ることができるようになりました。
台湾は、日本人にとってますます身近な存在になりつつあります。
私も、ぜひこのような台湾ブームを盛り上げていきたいと思います。
今後も引き続き応援をよろしくお願いいたします。
趙 怡華
私たちは日常、あたりまえのように文章を目にし、これまた、あたりまえのように文章を書いています。
あたりまえなのに、文章を書くことに苦手意識をもってしまったり、敷居が高いと思ってしまうのはなぜなのでしょうか。
もしかしたら、「いい文章」の定義が、あまりにあいまいだからかもしれません。
ビジネスマンに求められるのは、小説家のようなうまい文章ではありません。
そうではなく、読み手に伝わり、読み手が行動してくれる文章です。
・読み手は誰?
・読み手にどんな行動をとってほしい?
この2点を考えて文章を書くだけで、あなたの文章は驚くほど「伝わる」ようになるはずです。
もうひとつ、伝わりやすい文章を書くコツをお教えしましょう。
それは、
・簡潔に書く
です。といっても、「どうしても長くなってしまうんです」と言われるかもしれません。
そんなときは、伝えたいことを「箇条書き」にしてみてください。
頭の中もスッキリ整理されますし、読む人にもわかりやすく親切です。
「あたりまえだけどなかなかできない文章のルール」では、このような文章のコツを100のルールにまとめました。
準備する→書く→見直すという流れにしたがって挙げたルールと、日頃から気をつけたいルールをとり上げています。
レシピ通りに作れば料理ができるように、100のルール通りに書けば伝わりやすい文章にできるはずです。
実は、文章で伝わるのは、伝えたいことのほんの数パーセントといわれます。
伝わらなくて当たり前なのです。
「どう書いたら伝わるだろう?」と試行錯誤しつつ、どんどん書いて、失敗も成功もどんどん経験しようではありませんか。
経験から得た「伝わる文章を書く力」は、あなたの一生の財産になります。
* * *
編集の金本さんからオファーをいただいたのは、去年の8月でした。
その年の5月まで出版社で編集をしていた私は、自分が著者になるなどとは思いもせず、実務と独学で学んだ文章のコツを、ただひたすらブログに書きためていたのです。
明日香出版社さんと私を繋いだのはブログであり、そのブログに載せられた文章でした。
文章は人と人とを繋ぎ、思いもしなかった世界を見せてくれるものです。
文章コーチ 高橋恵治
「無料サービス」が続々と立ち上がる時代、消費者にとっては
大変嬉しい時代が来ました。
しかし、企業の立場からすると、とっても難しい時代が
やってきたのです。
今回出版させて頂いた「価格が無料でも儲けが出る仕組みの
つくり方」に興味を持って頂く多くの読者は、企業の立場も
お持ちのことだと思います。
そこで、私は、「無料×ビジネスモデル」という切り口で
私のノウハウや経験を書籍で問うてみたいと思い、今回
出版させて頂くことになりました。
では、ビジネスモデルとはどういう意味なのでしょうか?
ビジネスモデルとは、一言で言えば、「売れ続けるための仕組み」
のことです。
一発屋で終わるのであれば、仕組みを考えなくてもいいかも
しれません。また、右肩上がりの経済であれば、仕組みがなくても
ある程度、商品は売れるのかもしれません。
しかし、これだけ商売が難しい時代では、仕組みで事業を組み
立てていかなければ、生き残ることすら難しいのではないでしょうか。
私の専門分野は新規事業ですが、どんな企業でも新しい収益源を
作っていかなければなりません。
すぐに、既存事業は競争が激化し、陳腐化してしまうほど、市場の
スピードが速いからです。
また、新しい時代の変化を分析したり、批評する暇があれば、まずは
乗ってみるというスタンスが大切なのではないかと考えています。
本書では、「無料」というキーワードを主題にはしていますが、
私がお伝えしたい本質とは、「変化に対応しましょう!」という
ことです。
そして、その有力な手段として「無料」と「ビジネスモデル」という
武器を使いましょうと提唱しております。
私の信条は、世の中の企業と人に”気づきと勇気”を提供したい
というものです。
ぜひ、今回出版させて頂いた書籍から、何か一つでも気づきと
勇気を得て、明日からの行動のキッカケにして頂くことを願って
やみません。
「気まずい沈黙なし」でどんな人とも120分話が続く会話術」この本は「2時間」という時間にフォーカスしたいままで無かった「会話術」の本です。
なんで「2時間?」そう思われる方もいらっしゃると思いますが、簡単に言いますと、それが日本人の生活のひとつの「単位」となっているから、です。
私は栄光ゼミナールという大手学習塾で10年以上教育に携わらせていただきましたが、家庭教師も2時間、グループ指導も2時間、説明会も2時間・・・すべて2時間が一区切りなんです。
通常1時間と思われている商談や面談も、ここ一番では2時間になることに気がつきました。ブレーンストーミングなどの会議も2時間が圧倒的に実りの多いものになります。
本にも書きましたが、商談・面談の成約率は「2時間の場合」は「1時間の場合」の2倍以上になります。相手と「密接な関係」が築けるからです。
私は、東京青山で「話し方教室 青山コミュニケーションセミナー」を運営しているのですが、生徒さんもこの「2時間の魔法」を使えるようになると、仕事も恋も劇的に上手くいき始めるわけです。
つまり「2時間を制するものが会話を制する」と確信したわけです。
このノウハウを書籍化したものが『「気まずい沈黙なし」でどんな人とも120分話が続く会話術』です。
本書で上手く話せた「2時間」の体感時間は、普通の「1時間」より断然短く感じます。そして、きっと仕事もプライベートも上手くいく「会話」ができていると思います。
2時間という長い会話時間があれば、心から相手を理解し、あなたらしさをしっかり相手に伝えることも十分可能です。
そこで、会話を深いところまで掘り下げられるように、会話で使える「性格分析」ページも設けました。
この「性格分析」が数千人を分析させていただいた中で最も精度の高いものを、時間をかけず簡単にできるようにしたものです。これでご自分の性格が客観視でき、どんなふうに会話すれがよいかがわかります。さらに相手の性格と「会話」の仕方も見えてきます。
実際の「会話」での実用性にきっと驚かれると思います。
本書はこんな悩みを持っている人のお役にきっと立てると確信しています。
〇気が、馬が、そりが「合わない」人とうまく会話できない
〇気になる異性と盛り上がる会話がしたい
〇営業・接客が苦手だ
「会話」を自由自在に楽しめて結果も出したい!そんな方に必ずお役に立てる本になったと思っています。ぜひお読みいただきたいと思います。有難うございます。
「33歳からの時間のルール」、この本は私にとって自分の半生をふりかえる面白い企画でした。
偶然にも私は33歳のときに大きな転機がありました。
大きな仕事をやり遂げて世に出るきっかけをつかんだのです。
20代のころはがむしゃらに働いていましたが、
気力、知力、体力が一番充実していたのが33歳のときでした。
しかしながら、それらはだんだん下り坂に向かうようになります。
また、33歳以降は、両親の健康も含めて、家族のことを
考えなくてはならなくなりました。
これは自分の時間に対しての制約になることです。
そういう中でも、自分のやりたいことをやっていくには、20代の頃以上に
時間を効率的に使わなくてはなりません。
この本で書いたことは、社長や有名人の時間術ではありません。
市井のビジネスマンの時間術です。
一介のビジネスマンであってもやり方しだいでは、ここまでできるという
工夫を書いてみたものです。
飲み会、通勤時間、勉強時間、会議、顧客訪問など、
ビジネスマンの毎日の一こま一こまも改善の余地はたくさんあります。
改善すればその時間を他のことに使えます。その分、人生が広がるのです。
厳しい環境におかれたサラリーマンにもまだまだ可能性がある
と思っていただければと思います。
1995年の阪神・淡路大震災で自宅が全壊しました。
奇跡的に家族は無事でしたが、多くのモノを失うことによって、いろいろな意味で
“持つことのリスク”と“本当に大切なものはごく僅かしかない”ことに気付かされました。
その後入社した大企業では、新人にも関わらず、
組織的なしがらみや業務上の非効率さについて、よく上司に提言を繰り返しては
「生意気だ」と怒られていました。
見かねた部門長が外資系企業との合弁会社に出向を命じてくれたことが、
皮肉にも外資系コンサルティング会社を目指すきっかけとなりました。
外資系コンサルティング会社に移って最初に驚いたのが、
前職とは対極にあるその自由で合理的な働き方でした。
出社自由、座席自由、上司2人のマトリックス組織、ライブラリすら無い
完全ペーパレスな環境、パソコンをピアノのように弾きこなすITリテラシー等々・・、
見るもの聞くこと全てが驚きで、まるでSFの世界に出てくるような
“未来のワークスタイル”を目の当たりにして、大変ショックを受けたのを覚えています。
現在は経営者としていつくかの企業再生に携わっていますが、
この時身につけた「ロジカルシンキング」や「ITリテラシー」は今でも大変役に立っており、
本書で提言する「クラウド仕事術」の重要な基礎部分となっています。
これまで多くの悩めるワーカーの相談に乗ってきました。
仕事が上手くいっていないと感じている人の多くは、スキルや知識量が不足しているというよりも、むしろ自分でも気付いていない“仕事上のクセ”が原因である場合が少なくありませんでした。
人は無意識のうちに「思考のクセ」、「感じ方のクセ」、「行動のクセ」
といったものに支配されがちです。
ただ、クセから抜け出そうと思って急に「思考」や「感じ方」を変えようとしても、
なかなか上手くいかないものです。
。そういう場合には、まず“行動”を変えてみることです。
“行動”を変えることによって、体のスイッチが入り、それによって「思考(頭)」が変わり、最終的には「感じ方(心)」まで変わってくることでしょう。
本書ではこの新しい仕事術をなるべく多くの人に体感して頂くために、
ITリテラシーに自信が無い方でも、違和感無く取り組めて、効果が出やすい技術を中心に
取りまとめてみました。
本書がみなさまの“行動を変えるきっかけ”となり、うち一つでも成果に繋がって、
考え方や気持ちに変化が表れれば、著者としてこれ以上嬉しいことはありません。
この本と共に、“新しい自分を手に入れる”第一歩を踏み出してみませんか?
カナリア株式会社 代表取締役 岡田 充弘
私は大学時代、「1枚の図解」によって救われた経験があります。
2浪してやっと憧れの大学に入ったものの、授業についていけませんでした。趣味も特になく、ゼミでも目立った発言もできずに、くすぶる毎日を送っていました。
「自分は何をしてもうまくいかないのに、周りの友人や先輩は勉強ができる。趣味や夢をもってキラキラしていて、毎日が楽しそう。どうして自分はあんなふうになれないのだろう」
と、他人と自分を比べて落ち込む日々。ついには自分には存在価値がないとまで考え、拒食症や過食症になり、半分引きこもる日々を送るようになりました。
そんなとき、あるきっかけで自分の頭の中を図にして書き出してみることにしました。すると、心の中のモヤモヤが晴れてくるような気持ちよさを感じたのです。
悩むだけの日々を過ごしていた私が、図にして頭の中をさらけ出すことによって、行動する日々への第一歩を踏み出すことができました。
その後さまざまな縁が重なり、外資系の戦略コンサルティング会社にて、図解の技術を徹底的に学ぶ機会を得ました。そこで6年間、累計7万5000名の図解資料を作りつづけた結果、ビジネスだけでなくプライベートの悩みや将来の夢実現にも使える法則を見つけました。
その法則を具体的に説明し、実際に紙とペンで書きながらあなたの夢を実現する手法をご紹介するのが、今回の『夢が現実化する「1枚図解」』です。
あなただけの「1枚図解」をお守りにして、ぜひあなたの成長の「のびしろ」を、どんどん伸ばしていってください!
「短期集中講座」シリーズ第5弾を出版!
私は2003年に『CD BOOK 外資系でやっていける英語が身につく』で明日香出版社から著者デビューしてから、早いもので8年目になります。
他社からも出版していますが、明日香出版社は「私のふるさと」です。
出版界にお導きくださった恩師は石井隆之先生です。そして、デビュー作からずっと小野田さんが編集担当で、時にはきびしく、時にはとてもやさしくバランスよく指導してくださっています。私はいつも「きびしさ」は「やさしさ」と思っています。私も向上してほしい人にはきびしいです。いつも本音で、自然体で生きることができればいいのになあと思っています。
「短期集中講座」シリーズも、3月新刊の『短期集中講座! TOEIC(R)TEST英文法問題集』で5作目になりました。自分の本がシリーズ化されるというのはとても嬉しいことです。それだけ、読者の皆さんに愛されているのですから。
編集担当の小野田さんも本を「自分の子どものように思う」と言ってくださっているし、私もそのように思っています。
ですから、私と小野田さんが作った本には、愛情がいっぱいです。
企業研修の講師をしていた頃、生徒さんたちから、「ホンマにTOEICはしんどい、出るとこだけ教えてほしい」とよくリクエストされました。忙しい生徒さんは、「解法を知りたい」と切望される方が多いです。そこで誕生したのが「短期集中講座」なのです。
どのようなテストにも必ず傾向があります。私の場合は受験したその日に覚えてきた問題を書き出します。そしてそれを元に問題作成します。ですから的を射た問題ができ上がるのです。
どのような人にも必ず長所があります。私の長所は記憶力です。この「記憶力が良いこと」は、忘れた方が気持ちが楽になるだろうことを覚えている、そんな大きな短所となるときもありますが、過去問題が公開されないTOEIC対策本を執筆するには最大の武器なのです。
私は執筆の仕事も講師の仕事も好きです。「仕事が好き」と言うと「変わってるな~」と言われたことが何度もあります。でも実際、バケーションでリゾート地に行ってもすぐに仕事がしたくなります。仕事が好きである私は自分が書いた本も大好きです。
私には英語圏での生活経験がありません。ですから英語は自然と身についたのではありません。英語圏の生活経験がないことに劣等感を感じていたことがありますが、今ではそのことが講師としても著者としても大きな強みになりました。
私にはコツコツ英語の勉強をする人の気持ち、勉強方法がよくわかります。10年間のOL生活もあります。ですからビジネスで忙しい人の気持ちもよくわかります。
ですから、私の著作物はすべてコツコツと学んできた経験に基づいて書いています。「1人でも多くの人に英語を好きになってもらいたい」をいつも心に、これからも役立つ心のこもった本を執筆したいと思います。
そしてあらゆる分野に挑戦し続け、オールマイティな、著者・柴山かつのでありたいと思います。心の美と知性を追求しながら・・・。
書類探しのコツは「ふれあい」!/とりあえず「貯める」技術/整理整頓は3分間でオシマイ/デュアル&二刀流でいこう!/その日の仕事はやり残せ?/時間を、買ってはいけない?!/メンドーな「検索」はしない/「やらないこと」は数字で意識させよ/「ポケット全部の原則」でいこう!/「おひとりさまタイム」を確保しよう!/メールは○○○の時にチェックせよ! ……そして、整理オタクにならない。
■大迫さんの事務所は、いつ訪ねてもキレイに整理されていると評判ですが?
よくそう言われますが、掃除や整理に時間はかけていないのですよ。
整理・整頓は朝の3分間だけ。 作業時間と整理のルールを決めているので、あっという間です。
そもそも整理・整頓が嫌いなので、そこに意識を向けないようにする。 考えずに作業できるように習慣づけています。
■この本で紹介されている「整理術」とは?
手間をかけない整理術です。
例えば、書類やファイルの並べ方には、「プロジェクト別」「50音順」「押出ファイル」など幾つかの方式があります。
わたしも対象に合わせて、こうした方式を取り入れてます。
ただ、定石通りにいかない部分や一元化できない部分がある。
それをどうすればいいのか。
会社員時代から試行錯誤を繰り返してきましたが、いまは落ち着きました。
本書では、「整理術の一般ルール」を押さえた上で、できるだけ手間をかけないプラスαの方法を紹介しています。
■デジタル情報も完璧に管理できているとか?
完璧には遠いですが、最近はPC内のファイル探しに時間をとることはないし、紛失したこともないです。
かつては、旧ファイルに上書きするなどというミスもよくやってましたが幾つかルールを決めてから、その手のケアレスミスは一切なくなりました。
多くの人が困っているメール管理もシンプルで、混乱することはほとんどありません。
そのコツは、手作業を加えないこと。すべて自動化することだと思います。
なお最近は、「何でも検索せよ!」が流行ですが検索作業はけっこうメンドーなので、全面依存はしません。
それに「検索」に頼ってばかりいると、アナログ的な、縦横な思考回路まで切断されそうで恐い。 と言っても、「検索以前」「Google以前」の時代には戻れませんので。 本書ではデジタルとアナログの棲み分け法についても、幾つか提案しています。
■巻末では、お薦めの文具やオフィス用品を紹介されていますが?
はい、文房具ブームに乗ってしまいました。
少し変わりモノも混じってますが(笑)、仕事でほんとに役立ったモノだけを紹介しています。 大迫秀樹
「会社の数字はすべて税理士に任せているから!!」
銀行に社長と一緒に決算書をもって説明に行った時の社長の一言です。中小企業の社長さんの半分以上の方が同じ場面で、同じセリフを言うのではないでしょうか?
そうすると、このセリフは世間では一般常識として認められているセリフということになります。
ただ、少し考えてみてください。
もし反対の立場だったら・・・。
社長が銀行の担当者で、このセリフをこれからお金を貸そうとする社長から聞いた時、一体どう思うでしょうか?大多数の社長さんが言うセリフだから、「まぁいいか」となるでしょうか?
そうはならないはずです。
反対の立場なら、ニコニコ対応しながらも心の中で“この社長の会社に融資しても大丈夫だろうか?”と思うはずです。自分の会社の決算書の数字を把握していない人にお金を貸すのは、運転免許を持っていない人に車を運転させるのと同じようなものです。当然、不安になるはずです。
経済が右肩上がりの時代は、全体が上昇気流に乗っているため、雰囲気でお金を貸せたということもありました。そういう時代では、銀行はどの会社に貸してもある程度の回収は可能だったのです。経済全体がよいのだから、個別の会社の状態もよいはずですし、財務状況のチェックなどは、ある程度やっておけばよいという感じでも問題はそれほど起きなかったのです。
不景気な時代。
普通のことを普通にやっていたのでは、経済全体の流れからいって業績は確実に落ちるはずです。そんななか、まずチェックしていきたいのが財務力。正確な決算書を作る、利用する力なのです。
現状の自社の状況を数字から正確に把握し、問題点を抽出し、それに対する解決策を考え、実行していく。このサイクルが大切なのです。このサイクルをまわすことで、会社は継続的な発展することができるはずです。そして、サイクルのスタートが現状把握というところです。自社の現状を数字面から把握するためには、決算書を読むほかに方法がないのです。
このような時代だからこそ、正確な決算書作成とその利用を積極的に取り入れる必要があります。経理担当者だけではなく、社長こそが決算書を読んでいただきたいと思っています。実際、私が関わっている中小企業でも、数字の管理ができている会社はたいてい業績が安定しているのです。
ただ、決算書は難しいと思っている社長さんも多いと思います。難しい顔をしながら読むと難しく感じてしまうもの。難しく考えず、リラックスして笑顔で読んでいただけたら、うれしいです。
税理士 出口秀樹
■課長として知っておくべきスキルとは?
「来月から課長になってくれ」
今から15年以上前、勤めていた企業の社長から昇進を告げられたとき・・・
私は内心おだやかでありませんでした。
「課長って一体何をしたらいいのだろう?」
「今までは自分の仕事だけをしていれば事足りたのに、
これからは部下の面倒まで見なければならないの?」
「それに管理職の一角として経営責任の一旦も担わることになるのだろうか?」
「とはいえ、管理職の中では1番下っ端なので、今までどおり現場に出て
パフォーマンスもあげ続けなければならない」
「管理職手当てがつくとはいえ、今までもらえていた残業代等、各手当てが
なくなるであろうから経済的な見返りも望めなくなるかも」等々・・・
出世してうれしいという思いよりも初めて管理職を任されるプレッシャーや仕事上の
疑問、上司と部下、それに顧客との板ばさみになってもがき苦しんでいる自分の姿しか
頭に浮かんでこなかったのです。
しかし、実際に現場で課長というポジションを経験していくにつれ、これらは
すべて私の思い違いに過ぎないことが次第に明確になってきました。
いや、むしろ、課長というポジションはやればやるほど、精神的にも経済的にも
多大な見返りのあるとてもエキサイティングで味わい深いものだったのです。
当初、組織と現場の板ばさみになると思っていたマイナス要因も、見方を変え
れば、管理職という立場を任されながら、組織が成長、発展する上で一番重要な
フィールドである現場で活躍できることを意味します。
社内外での権限もさほどない平社員時代は、多少、実績をあげる活躍を
したところで波及効果もほとんど期待できませんでしたが、課長のポジション
からのそれは同じ活躍でも以前とは比べ物にならないくらい高い影響力を発揮し
、それにより得られたインセンティブや充実感は以前の数倍、数十倍以上
にも及びました。
個の力だけではなく、組織のリーダーとしてみんなで協力しあって成功する
一体感や醍醐味を課長になって初めて経験することができるようになったのです。
社内外において最も実務に直結しており、大きな存在感を示すことのできる課長と
いうポジションが以前は低かった私のセルフイメージを大きく引き上げてくれたのは
間違いありません。
その後、さらに上の管理職に昇進し、現在は会社を興し経営コンサルタントとして
500社以上のクライアントとご縁を育めるようになったのも、このときの課長昇進を
境に仕事の面白さややりがいに目覚めた体験がすべてと言っても過言ではないでしょう。
この本で課長としての役割から責任、リーダーシップを発揮する方法や条件、
さらには実際に課長というポジションについてみなければわからなかった盲点と問題点、
それに伴う注意事項をすべて網羅しました。
読み終えたとき「課長として必要な心構えとスキルが自然と身についている」これを
本書の最終到達地点に掲げ執筆に臨みました。
本書が課長である(または将来課長になる)あなたを強力にサポートする良き相棒としてお役に立つことが出来れば著者としてこれ以上の喜びはありません。
スーパービジネスマン養成講座主宰 経営コンサルタント 吉江勝
『何事務所でグダグタやっているんだ!さっさと訪問に行け!』
夜7時~9時に会社の事務所にいて、このように言われた経験は無いでしょうか?
私がダメ営業マン時代はよく上司から言われたものでした。
たしかに夜の7時〜9時はお客様が会社から帰ってきている時間帯です。
ご主人は残業だとしても奥さんはほとんどします。
訪問して営業をかけるチャンスであることは間違いないのです。
会社へ法人営業する人も同様に昼間事務所にいると「お客様のところへ行って来い」と言われるでしょう。
しかし、お客様の中で何割の方がアポなし訪問を歓迎してくれるでしょうか?
私の知っている限り、歓迎してくれるお客様はほとんどいません。
にもかかわらず、上司は『さっさと訪問に行け!』とゲキを飛ばします。
このようなゲキを飛ばす上司は全員ではありませんが、40代後半から50代の人が多いものです。
このように言うのには理由があります。
その上司達はお客様のところへ訪問し、顔を出すことによって実績を積み上げてきたのです。
そのことは紛れもない事実です。
20年、30年前は誰もがそうして結果を出してきたのです。
しかし、今のお客様に対してはどうでしょう?
今ではお客様のスタイルがすっかりと変わっています。
現代の若いお客様にいきなりアポなし訪問をすれば、まず嫌われます。
アポなし訪問された時点でお客様は欲しかったものでさえ、いらなくなるのです。
また、ナンバーディスプレイのため電話をかけてもでて出てくれません。
出ないからといって何度もかければ、お客様センターに苦情の電話をされてしまいます。
今のお客様は営業マンに対してかなり警戒しているのです。
言い方を変えればプライベートを大切にしているとも言えます。
確かに過去に訪問して頻繁に顔を出している営業マン売れる時代はありました。
ただ、現在の20代〜30代のお客様は過去のお客様とは大幅に考え方も生活スタイルも違っています。
欲しい物の情報は自分で集め、自分のペースで進めたいと考えてるのです。
今現在、活躍しているトップ営業マンをその事をよく知っています。
お客様のスタイルが変われば、お客様が望んでいるスタイルにアプローチ方法をどんどん変えます。
私がお会いするトップ営業マンはすべてお客様視点に立った営業方法を取っています。
私は7年間のダメ営業マン時代と4年間のトップ営業マンの時代を過ごしました。
ですからその違いを身をもって知っている人間です。
ダメ営業マン時代は「訪問しないと怒られる」「契約を取らないとクビになっちゃうよ」
という自分視点で営業活動をしていました。
だからお客様から無視されたのです。
トップ営業マン時代はその逆になりました。
「この情報だけは知ってもらいたい」
「訪問しないでお客様が必要としている情報だけを送り続けよう」
そう考え方が変わった瞬間、結果が出るようになったのです。
【トップ営業マンのルール】でもお話ししておりますが、ダメ営業マンとトップ営業マンの差は紙一重です。
ちょっとした事がきっかけとなり、一気にトップ営業マンになることもよくあります。
ポイントはお客様視点です。
《自分がお客様だったら何をしてほしい?》
という視点で営業活動するということを常に頭において行動して下さい。
訪問しないで売る営業コンサルタント
菊原 智明
お金の使い方って、「これが正しくてこれは間違い」というように、簡単に白黒付けられるものではないと思うんです。
お金に関する考え方、どんな使い方をしたら満足感を得られるかは、人それぞれ。
たとえば私の友人に、すごく落ち込むようなことがあったときには、一人で高級レストランに行くという女性がいます。そこでまるで女王様のように大切に扱ってもらうことで、傷ついた心が癒され、元気になれるというのです。
これを聞いて「ああ、いいアイディアね」と思う人もいれば、「もったいない。もっとお金をかけない方法はないの?」と思う人もいるかもしれません。
でもその彼女にしてみれば、状態がもっとひどくなってカウンセリングに通うよりは安いし、その分の時間も節約できる方法だということなのです。
そう言われてみると、「う~ん、なるほど」という感じですよね。
あまりお金をかけずに自分を元気にする方法があるという人もいるでしょうし、これはもうそれぞれの価値基準でいいと思います。
でも、自分でベストな選択だと思っていても、他にもっといい方法があるかもしれませんし、もしかしたら、お金は使っているけれどもあまり満足感を得られていない人もいるかもしれません。
本書の前半部分では、自分の価値観にあったお金の使い方や、優先順位の立て方のヒントなどを書いたつもりですので、少しでも参考になればと思います。
そして後半部分では、所得税のことや年金のこと、住宅ローンや投資についてなど、もう少し実践的な内容にも触れています。
本書で基本的なことをざっと掴んでいただいて、もう少し詳しい内容が知りたいという項目が出てきたら、今度はそれに関する専門書を読むようにすると、頭に入りやすいのではないかと思います。
ちょっとここで耳の痛い話を・・・。
あるデータによると、単身の高齢女性の4人に1人が年収120万円未満の低所得者層に属しているといいます。
お金に困る老後って、想像するだけでゾッとしませんか?
かといって、今をすべて犠牲にして老後に備えるというわけにも、なかなかいかないでしょう。(想像するだけで真っ暗な気分になってしまいますよね)
今の時間は今の時間で楽しみながら、将来にも備えたい。
そのためには、やはり自分の価値観や優先順位を考えて、お金を上手に配分していく必要がありそうですね。
人生でお金が果たす役割が大きいのは間違いありません。
よりよい人生を送るために、きちんと考えていくことが必要です。
そのために本書が少しでも参考になれば、とてもうれしいことだと思います。
私が株式投資と出会うまでは、「株は頭のよいプロの人がやるもので、自分にはまったく関係ないもの」と勝手に決め付けていました。銀行預金くらいしかやったことがなかったので、自分で敷居を高くしていたんですよね。しかしこれが、いざ株取引を始めてみると、意外とできちゃったりするものです(笑)。もちろん、一人前になるまでには、ぶつかる壁はたくさんありましたが・・・。
すでに株取引を経験した人が「できる」と言うのは簡単ですが、まだはじめたことがない人にとっては、株ってやっぱりこわいですよね。株って聞くと、大儲けするか、大損するかのどちらかというイメージがありますし、ギャンブルのようでとっつきにくい感じがします。私が株に興味を持ちはじめたときに、自分で勉強しようとたくさんの株の本を読みましたが、人によって言っていることが全然違いました。いったい何が正しいのか、誰の言っていることを信じていいのかわからない状態で不安でした。
今から思えば、株取引には「これが絶対に正しいやり方」というような教科書的なものが存在しないので、いろんな考え方があってしかるべきですが、一方で「そんな方法でほんとに稼げるの?」という、読み手に悪影響を与えてしまう情報が存在しているのも事実です。
そんなよくない情報に、これから株を始めようとする人が振り回されないように、私も何かお手伝いができたらいいなと考えていたときに、この本を書く機会をいただきました。本の投資スタンスは「目先の株価の動きに左右されずに、会社のことをよく理解して投資をしましょう」というものなので、デイトレードなどの短期投資派の方には不向きの本ですが、じっくり腰をすえて投資をしたい長期投資派の方にはうってつけの本です。
投資のことってむずかしそうですが、はじめから1つずつ基本を押さえていけば、きちんと株のことを理解できる作りになっています。私がよい例ですが、5年前までは株のことなんて全く知らない“超”がつくほどの初心者でしたが、今では一通りのことがわかるようになりました。誰でも最初は初心者なんですよね。みなさんも少しでも資産運用に興味があれば、食わず嫌いにならずに、ぜひ手にとって情報に触れてみてください。株式投資のしくみなど中身をしっかりと理解してから、実際に株をはじめるか、はじめないかを考えてもよいと思います。
むずかしい用語でアレルギーが出ないように、できるだけ専門用語を使わずに書きましたので、スラスラと読んでいただけると思います。この本を通して、株式投資の楽しさがみなさんに伝わればいいなと思っています。
ライフパートナーズ株式会社 代表取締役 竹内弘樹
僕は過去の出版も仕事術に関するものがほとんどで、「仕事のダンドリ、効率化、残業削減、タイムマネジメント」といったことをテーマに年間200日ほど、企業で研修や講演にお邪魔しています。
すると、受講者の皆さんから、「吉山さんは生まれつきテキパキされていたんでしょうね」 とか、
「吉山さんは挫折したことってあるんですか?」と、聞かれることさえあります。
しかし、25歳当時、僕は失敗の連続の日々を過ごしていました。
・上司に怒られ、泣きながら残業した日。
・プレゼンがうまくいかず、クライアントからボロボロな評価を受けた日。
・締め切りに追われ、睡魔と格闘しながらフラフラになりながら徹夜をした日。
こんな経験を山のように積み上げて、今の自分を形成してきたのです。
編集の藤田さんに 吉山さんの赤裸々な失敗談や「ぶっちゃけ話」を書いてほしいと言われた時、
正直、躊躇しました。
しかし、仕事柄、多数の20代や30代のビジネスパーソンにお会いする中で、
・失敗が怖くて動けない。
・仕事の面白さが分からないからもう辞めたい
・夢がない
・上司との人間関係がダメ
・先行きがとにかく不安
といったたくさんのお声・ご相談を受けることが増え、そこで感じたのは、僕が経験してきたとの同じ失敗やお悩みを持った人が多いということでした。
だったら、今、同じ境遇に立っているあなたに、
ほんの少しでも解決のヒントになることをおすそ分けできれば、と思い、筆をとることにしました。
本書にまとめた100のルールは「あたりまえだけどなかなかできない」という名の通り、全てが当然のことばかりです。
しかし、最近はそんな当たり前を大切にしておかないと、何が当たり前か分からなくなってしまうのです。いつの間にやら常識が非常識に、非常識が常識にならないためにも、いつもいつまでも肝に銘じておきたいメッセージをつめこんだつもりです。
だから、全て完璧に実践しよう!ということではありません。人それぞれ、お悩みは異なります。
100項目もあれば、1つや2つはあなたに重ね合わせてヒントにして頂けるものがあることを祈りたいと思います。
もがき苦しんでどうしようもない時、
大失敗してどうしようもなくヘコんだ時、
これから先が不安でダメだという時、
そんな時にこそ、元気をおすそ分けできる本になれば幸いです。
25歳。
空振りするかもしれないが、堂々とフルスイングできるような心構えで、とにかく目の前のことを楽しんで、今しかできない失敗をたくさんする・・・。そんなきっかけとなる本となることを心から祈念します。
株式会社ハイブリッドコンサルティング代表取締役CEO 吉山勇樹
私が起業したときは、本当に無計画でした。自分のなかでは、成功することは間違いないと思っていましたが、周りから見ると、何も考えずに起業する無謀な人としか映らなかったでしょう。
私が所属していたのは、元々はお役所だった会社。私が辞める前には、転職する人はいましたが、起業する人など、まわりにはほとんどいませんでした。
そんな私は、起業の基本的なこともわかっていなかったのだと、今ではわかります。
今の私が、起業直前の私に相談を受けたとしたら、「もう少し、しっかりと計画を立てて起業しよう」とアドバイスすると思います。当時は、専門家に相談することすら思いつきませんでした。
そんな私が、今は起業コンサルタントとして、4年間で2,000件以上の起業相談を受けるようになったのです。
どうしてそんなことができるようになったのでしょうか?
それは、「わかりやすく教える」ことが私の強みだと気づいたからです。
まず、自分がまず試してみて、失敗したことや成功したことを、できるだけお伝えするようにしました。
そして、自分が体験していないことでも、相談者の経験から学ばせて頂き、自分の事業や他の人への相談に生かすことができたのです。
この本では、「起業」について漠然としたイメージだけしかない人でも、最初の一歩を踏み出せるように、わかりやすく書いています。
まずは、1人や少人数から事業を始めようという人が、どのようにすればいいのかについて、心構えや実際の例が書かれていることが特徴だと思っています。
起業とはどのようなものなのか、最初は何を考えればいいのか、起業前後でやることは何かなどを、「小さな起業」をされた起業家の事例などと一緒に書いていますので、考え方が学べるのではないでしょうか。
私は誰でも起業できるとは考えていますが、誰もが起業すべきだとは思いません。
会社の中にいて、幸せな人もたくさんいます。
それでも起業という選択肢をおススメしているのは、単純に楽しいからです。
自分の好きなことが、自分の責任でできる。こんな楽しいことを行っている仲間が増えるとうれしいですし、もっと起業家や独立して働く人が増えることで、日本社会にも認知されていくのだと考えています。
私の夢の一つは、
「会社での異動や転職と同じように、起業できるようになる社会を実現すること」
です。
私もこのような社会の実現のために、これからも起業支援を続けていきます!
この本により、起業する人、起業を選択肢として考える人、起業に理解をしてくれる人が増えてくれると、大変うれしく思います。
株式会社OCL、株式会社プロモ・ラボ 代表取締役
四ッ柳 茂樹
お恥ずかしい話、私は30代半ば頃まで、恐ろしいくらいのコミュニケーション音痴でした。コミュニケーション音痴になるのは至ってカンタン。次の2つのポイントを押さえればいいのです。
1つめのポイントは「相手の話を聴かない」こと。2つめのポイントは「自分の話ばっかりする」こと。これさえ押さえれば、もう大丈夫。あなたは充分嫌われ者になることができます(笑)あ、もちろん相手を“ほめる”など言語道断です。そんなことをしたら好かれてしまいますから。
さて、上記の2つのポイントをバッチリ押さえていた私が、なぜこうやって今コミュニケーションスキルを人様に教える仕事で全国を回らせていただいているのでしょうか?
それは2003年に出会ったコーチングが私の人生を大きく変えてくれたからです。ご存じの通り、コーチングというのは“会話を通じて相手の可能性を引き出し、自発的な行動を促すスキル”。そしてこのコーチングに必要なコミュニケーションのうち、その8割、9割が“相手の話を聴く”ことなのです。
コミュニケーション音痴だった時代の私は「いかに自分をアピールするか」、「どうすればうまく話すことができるのか」ということにばかり関心がありました。ところが面白いことに、意識的にコーチングのテクニックを使って相手の話を聴くようになると、その人の魅力に引き込まれて、自然に相手を認める言葉やほめ言葉が口をついて出るようになったのです。すると、コーチングを学ぶ前に比べて格段に人から信頼されるまでのスピードが速くなり、より短時間でより深い人間関係をつくることができるようになったのです。
私の処女作は昨年出版したコーチングの解説本でした。おかげさまで定番書籍として今でも平積みにされている書店さんがあるようで、業界の方々からも高い評価をいただいております。ところがこれはあくまでもニュートラルな視点でコーチング業界全体を描かねばならず、自分の体験談や独自の視点をほとんど入れることができなかったのが心残りでした。
ところが今回の新刊「あたりまえだけどなかなかできない ほめ方のルール」では、101個のルール、そのほとんどに体験談や具体的な事例を盛り込むことができました。“コーチとしてこんなことを書くのはどうだろう?”と少しためらわれるような話も、読者のみなさんが読まれた際に「なるほど!そういう効果があるのか!」と納得していただくために、あえてオープンに書きました。そういった意味ではまるで読み物のように楽しんでいただける一冊に仕上がったのではないかと思っています。
20代の頃は自分がコミュニケーション音痴であるという自覚もなく“なんで私の人生思い通りにならないんだろう?”“どうして人と上手くいかないんだろう”と悩んでいた時期がありました。悩みが深くなって対人恐怖症に陥ったことさえありました。同じような悩みの渦中にある人に私は言いたいのです。「人間関係さえうまく行けば、人生はほぼ100%うまくいく。」私の七転び八起きの体験が、みなさんのお役に立つと思うととてもうれしいです。
今回の新刊では「ほめる」というアクションを「人とより効果的に信頼関係をつくるためのコミュニケーション方法」という視点でとらえて執筆いたしました。
けっして表面的な「ほめ言葉辞典」のようなものではなく、人に信頼される話の聞き方や、気持ちのいい人間関係をつくるための意識の持ち方など、よりよいコミュニケーションのための重要なエッセンスがしっかり盛り込まれています。
この本をお読みいただき、その内容を実践していくことで、着実に聴き上手になり、ほめ上手になり、コミュニケーションが楽しくなり、まわりの方々から信頼されて人間関係が豊かになることを実感していただけることでしょう。
私はこの本を通じて、人と人がお互いに信頼しあい、力づけあえるしあわせな社会づくりに貢献できることを強く願っております。
ビィハイブ代表 谷口祥子
“Look! They’re having a summer festival. Do we have time to stop by?”
もしも友達にこんな風に話しかけられたら、どう答えますか?
とっさにナチュラルな英語が口から出てこない原因は2つ。
1. 1つ1つの単語は知っているが、まとまって出てくると意味がとれない。
2. Do…? と聞かれたら、Yes, … do. かNo, …don’t. と答えるものと信じている。
どんな初級者も、まず1で悩みます。summerとサマー(夏)が頭でつながらない。日本語の語順にとらわれて、英語を聞いた順に理解していく「直聴直解」ができない。
2に関しては、初級者はもちろん、中級以上になっても悩む人が多くいます。「whyときたら答えはbecause」のような呪縛からいつまでも逃れられず、どこかカクカクしたぎこちない会話になってしまうのです。
冒頭の英文は、「見て! 夏祭りやってる。寄ってく時間ある?」というもの。
Oh, that looks fun.(おや、おもしろそうだね)
I knew you would say that.(そう言うと思った)
Do you know what time it is now?(いま何時だか分かってる?)
など、考えられる返答は無限にあります。
しかし、まじめな日本人学習者は、「時間があるか」と聞かれたら、あるなしを答えようとしてしまいます。質問されているのに質問で返すなど、タブーであるとすら思います。
日本語だったら、もっと柔軟に話せるのに。英語となると途端に型にはめてしまうのは、自然で多彩な会話例を聞いた経験が乏しいからに他なりません。
今回の新刊『英会話ダイアローグブック』には、日常生活のあらゆるシチュエーションを想定した180個の会話例が、教材用ではない本物のナチュラルスピードでCD2枚に収録されています。冒頭の例文も、会話例の一部です。
ネイティブスピーカー2人が”so real(すごくリアル)”と言い、時にノリノリ、時にしみじみと読んでくれたCDは、(手前味噌で恐縮ですが)ミニドラマのような出来。
頻出の文法や表現、英語ならではの言いまわしには解説を加えており、お悩み解決のための徹底したリスニング素材にぴったりだと自負しています。まずは英文を目で追って理解しながら聞き、その後は徹底したリスニングをすることで、耳も会話力も鍛えられます。
本書は、リアルな日常表現を求める方々に新鮮なフレーズをお届けしようと一昨年出版した『英会話フレーズブック』の続編といえるものです。
「店頭でCDを聞いて思わず買ってしまった」と言ってくださる方が多く、おかげさまで大好評をいただいているフレーズブック同様、多くの皆様が本書の会話例に大いに感情移入し、リアルな会話の楽しさに目覚めていただけることを願っています。
トランスメディア・ソリューションズ有限会社 代表
多岐川恵理
20代は、将来に夢など持てないような日々を過ごしていました。
そんな私が今、なぜかコミュニケーション研修や営業研修の講師をしています。しかも、超難関の国家資格を取得した人たちや、日本を代表するような大手企業のトップ営業マン相手にやらせていただいています。
人生は不思議なもので、過去に自分が悩んで苦しんだことが大きな宝物になり、今の自分の支えになるようです。
私は自分を変えたくて、営業をやりながら多くのセミナーや心理学など取り組んでいるうちに、いつの間にか、人様に教えられるだけのさまざまなコツを身につけることができました。
そのコツの中でも一番のポイントは、「相手の話をきちんと聞こう」ということです。
「自分は聞いてるよ」と思う人ほど、案外、正しい聞き方ができていないものです。
前著「あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール」出版後、「本当に話を聞くとはこういうことだったんですね!」「聞くスキルが身についたら、職場や家庭での人間関係が大きく変わりました!」という体験談をたくさんいただきました。
このように前著では、「コミュニケーションが苦手で困っている人の助けになれば」という目的にはかなり近づけたと思います。
しゃべらなくても、聞き方がうまくなることで相手にとても喜んでもらえますし、自分の話をより真剣に聞いてもらえるようになります。
しかし、前著では、営業で結果を出せる聞き方までは書ききれなかったという無念さがありました。営業で契約に結びつける聞き方の部分は、ページの都合上でカットしなければならなかったのです。
ですが、今回の新刊では営業関係のスキルを思う存分に書くことができ、自分の16年の体験が役立つということが本当にうれしい限りです。
私のような話下手のための営業質問スキルをまとめた本は、本当に世の中には少ないです。
逆に話し方の本は昔からよく売れています。
多くの営業マンは、何を話すかを一生懸命に考えます。しかし、「何を質問するか」をしっかり考える人はとても少ないようです。実は、質問の良し悪しが、成績に直結しているのに残念なことです。
これは営業マンに限りません。
あなたは、尊敬する人に対して「この人は、なぜこんなことを見抜けるのだろう?」と不思議に思ったことはないでしょうか?彼らは、観察力が鋭いのです。そして、観察する要素に不可欠なのが質問なのです。あなたが一目置く人は、きっと鋭い質問をベストなタイミングでしてくれていると思います。
新刊では、相手を尊重してWin-Winの関係をつくり、お互いにハッピーになるアイディアや質問術を豊富に紹介しています。これからの時代は、インターネットの普及もあり、自分の一方的な押し付けは通じません。こんな時代だからこそ、自分の話をよく聞いてくれる人や、自分の問題を親身になって気づかせてくれる人は、大きな信頼を得られます。
今回のこの新刊、「売れる営業マンになりたかったら相手を知れ!」といわれてもなかなかできない人のための営業質問術」で、こういった意識を持つ人が増えて、聞き方や質問の達人を生み出し、多くの話下手の人たちのお役に立つことを祈ります。
ワンネス協会&聞き方普及協会 代表 松橋良紀
みなさん、こんにちは。ジュミック今井と申します。この度、おかげさまでフォニックスシリーズの三作目となる『ドリル式フォニックス<発音>練習BOOK』を出版する運びとなりました。
さて、みなさんはフォニックス(Phonics)をご存知でしょうか。フォニックスは本来、英米の子供たちが学ぶ「つづりと音のルール」なのですが、私はこれを成人英語学習者の発音矯正に用いています。
例えば、cut(切る)という単語はC =「クッ」、U =「ア」、T =「トッ」の3つのフォニックスで構成されています。フォニックスの本では、これらのルールを個々に学び、音読練習を行います。
なお、新刊は「ドリル式」とあるように、単語が穴埋め形式になっていますので、CDから流れてくる音声を聞きながら、フォニックスの音を本に書き込んでいきます。このように「文字の音」を書き込むことで、普段何気なく見ている単語の「文字」の部分に意識が注がれますので、その「音」に対する集中力が高まります。
また、発音というと「発音記号」がまず頭に浮かぶかも知れませんが、フォニックスを知っていれば、辞書がなくても、基本的な単語の約7割は読めるようになります。特に、人名や地名などの固有名詞を読む時にたいへん役立ちます。
ちなみに、このシリーズの1冊目となる『フォニックス<発音>トレーニングBook』が発売されたのは2005年ですが、おかげさまで出版から4年経った今でも、「フォニックスのおかげで英語の発音がよくなりました」「外国人の友人に英語の発音を褒められました」という嬉しいメッセージをたくさん頂戴しております。
私としてもフォニックスのメソッドが読者のみなさんの発音学習のお役に少しでも立つことができましたら、とても嬉しく思います。これからも、わかりやすくて楽しく学べる、実用価値の高い語学書を書いてゆきたいと思います。
最後になりますが、発音学習のモットーは、“毎日コツコツ、一にも二にも反復練習”です。週に一度まとめて勉強をするよりも、1日5分と決めて、毎日練習する方が上達率も高いのです。
新刊に関して言えば、89個のフォニックスが登場しますので、1日1ルールを勉強すれば、約3カ月でみなさんの英語の発音は驚くほど上達します。Practice Makes Perfect! (継続は力なり)英語学習はあせらず、根気強く続けましょう。
そして何より大切なのは、楽しみながら学ぶことです。Enjoy learning English... and Phonics!
英語をはじめて勉強する人、またはやり直したい人に私が一番言いたいことは、英語を少しでも早く上達させたいならば、英語が苦手であった経験をもつ人で、今は英語ができる人にどのようにすれば英語を短期間にわかるようになるのか、しかも好きになることができるのかをたずねることが大切だということです。
もしそのような人がまわりにいないときは、このたび私が出版させていただいた、『中学3年分の英文法が10日間で身につく<コツと法則>』を読んでいただくと、その答えが書いてあるので、楽に、しかも速く英語力を身につけることができるということです。
私は毎日塾をしながら、次にどんな本を書けばよいかを考えています。幸いにして、私の塾には、英語が苦手な人が多いので、実験的に、私の考えたやり方や、私が出版した本がどれぐらい効果的であるかを、確認することができます。
それから、何といっても、私の本には「質問券」がついているので、読者からの生の声が入ってきます。これが、本を書くのに役に立つのです。どのような疑問をもっている人が多いのか、私の本のどこが良いのか悪いのか、また、独学で勉強している人には、どのようなことばを使えば、よりわかりやすくなるのかなどを参考にしながら、英語の苦手な人に向かって本を発信し続けたいと思っています。
最後に私の好きなことばを贈ります。
「喜びをもって勉強すれば喜びもまたきたる」
長沢寿夫
僕は書くために生まれてきた。自分の失敗体験を人々へ伝えるために生まれてきた。そしてそこから見つけ出した幸せに生きるための知恵を伝える。それが僕の天命だ。
僕の生い立ちと仕事人生を聞いたある人は、僕のことをファースト・ペンギン、と呼んだ。南極の氷を覆いつくす無数のペンギンたち。彼らは氷の縁から海へ飛び込もうかどうか逡巡している。なぜならば目の前の海にはおいしい餌となる魚だけでなく、自分の命を狙うシャチや鮫などがうようよとしているかもしれないからだ。
右往左往するペンギンたち。しかしある時に勇気ある一匹のペンギンが意を決してドボン!と海に飛び込む。それがファースト・ペンギンだ。先行者利益として思う存分魚を喰らうことができるかもしれない。しかし、逆にシャチの餌になってしまうかもしれない。他のペンギンは彼のことをじっと見守る。1秒、2秒…。どうやら大丈夫そうだぞ。それ!飛び込め!ドボン!ドボン!ドボン!これがファーストペンギンの役割だ。
しかし、僕の場合は逆のシナリオが多い。勇気を振り絞って飛び込む、というよりは、居ても立ってもいられなくて、見境なく無謀に飛び込んでしまう。そしてシャチに噛みつかれ、傷だらけになりながらほうほうの体で氷の上に戻ってくる。それを見た他のペンギンたちがこう気付く。「そうか、小倉さんみたいにやると失敗するんだな」と。なんともカッコ悪いファースト・ペンギンである。
でも、それでいい。カッコイイ成功者のアドバイスは僕にはできない。だが傷だらけの失敗体験ならば話してあげることはできる。その方がリアリティーがあるじゃないか。等身大じゃないか。
無謀な性格の僕はこれからもどんどん失敗を続けるだろう。そして傷だらけになりながらこう言うだろう。「ほらね、僕みたいにやると失敗するぜ。だから君は別なやり方をした方がいい。血だらけになるのは僕一人で十分だからね」と。
そう自分に言い訳をしながら、今日も僕は無謀に海へ飛び込み続ける。
では、皆さんお先に行ってきます!また後で! せーの、ドボン!!
株式会社フェイスホールディングス 代表取締役 小倉 広
私は、これまで鹿児島、福岡、東京など30を超える職場で働いてきました。そこで見てきたのは、意欲も能力もあるのに「空回り」している「働く女(ひと)」たちでした。
男性中心の社会ルール、女性からの嫉妬、人間関係、家庭との両立。さまざまな壁にはばまれて思うように力を発揮できず、頑張りすぎて疲れてしまう……。
そんな健気な女性たちを力づけたい、ラクになってもらいたいという想いで、デビュー作『あたりまえだけどなかなかわからない働く女(ひと)のルール』、2作目『働く女の人間関係の新ルール』は誕生しました。
それぞれ「このポイントを押さえたら、快適に働けるし、仕事でも認められる」という、101の処世術が書かれています。
社会も周りの人も一朝一夕には変わりません。
でも、自分の考え方、仕事の仕方、人との接し方を変えるだけで、物事は好転するものです。
「敵」だって「味方」になるのです。
強くなくてもいいんですよ、しなやかであれば。
そして『働く女のルール』から1年。
読者の声で多かったのが「先のビジョンが描けない」、つまり、どう進んでいっていいかわからないという不安でした。
生き方の選択肢が多い分、迷ったり悩んだりすることも多い。
非正規社員の増加、未婚の増加、不況によるリストラや派遣切り、育休切り。私たちは、いまだかつてない時代を迎えています。
そこでできたのが3作目『働く女・38才までにしておくべきこと』。
私がフリーライターとして独立、地方から東京に一人で出てきたのも38才でした。
紆余曲折ありましたが、働く知恵とサバイバル能力があれば、どんな時代でも、どこでも、どんな状況でも、生きていけることを身をもって確信できました。
「年をとると仕事がなくなる」となげく女性の声をよく耳にします。
いえいえ。そんなことはありません。
「積み重ね」が多くなった分、可能性は広がってくるものです。
私の願いはひとつ。
「働く女(ひと)」たちに、社会の大海原をスイスイと気持ちよく泳いでいってほしい。自分らしく、楽しみながら。「空回り」ではなく、「波に乗って」……ね。