首都圏にお住まいの方なら、一度は耳にしたことがあるでしょう。 「世田谷の ボロ市」 2017年のことしも、1月15(日)、16日(月)に開催されます。 くわしくはこちら・・・「ボロ市通り桜栄会商店会」 ※ボロ市 リーフレット(表) ※ボロ市 リーフレット(裏) 「ボロ市」。ボロですか・・・名前だけで想像すると、買えそうなものがあるとは思えません。ところがこのボロ市の歴史は古く、16世紀後半の天正年間には「楽市」として開かれていたそうです。 楽市・楽座といえば、安土桃山時代の織田信長らが始めた経済政策です。世田谷は江戸時代以前からの物流の拠点だったようですね。 昔は古着や野良着など本物のボロが売り買いされていたようですが、いまでは掘り出し物をお安く買える、とてもお買い得なフリーマーケット、いえボロ市に生まれ変わっています。 世田谷区民の名誉のために付け加えると、大阪にはボロ市の上を行く「どろぼう市」という物騒な市もあるそうです。なんでも、盗まれたものを探しに行くとすぐに見つかることからそう呼ばれるようになったとか・・・。 いまもその通りかどうかは、筆者にはわかりかねます。 「世田谷ボロ市」の目玉は物販だけではありません。かつての賑わいを今に伝える「代官行列」では、江戸時代の格好をした人々が賑やかに行列を繰り広げるそうです。食べ物ではボロ市名物の「代官餅」はおすすめとか。 ボロ市はそぞろ歩くだけでも楽しそうですね。 歴史的な価値が認められ、「東京都指定無形民俗文化財」にも指定された世田谷のボロ市、この機会に骨董品やお買い得品を手に入れてみてはいかが。(水) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ■関連リンク 「世田谷ボロ市」(東京商工会議所) 「がんばれぼくらの世田谷線」 --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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