あと5ヶ月足らずとなった、Windows 10への無料アップグレードサービス。予定では2016年7月29日でこのサービスは終了します。
マイクロソフト社にとって、大切な収益源と思われるOSを無料にまでしたアップグレードですが、マイクロソフト社の思惑通りWindows 10への更新は進んでいるのでしょうか。
2015年11月の時点でOSごとのシェアを見てみると、Windows 7(62%)、Windows 8.1(23%)、Windows 10(14%)です。
シェアの推移を見ると、主にWindows 8.1からWindows 10への移行は進んでいますが、Windows 7のシェアはあまり変化がありません。
つまり、Windows 7ユーザーはあまりアップグレードに積極的でないことがわかります。
Windows とストアの傾向-「Windows の注目情報: 2015 11 月 (日本)」
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今年2月からこのアップグレードは、「推奨される更新プログラム」へと格上げされています。つまり、[Windows Update]の設定を自動更新にしている人は、更新プログラムがパソコン内で着々とデータを整えて、いずれ[10へのアップグレード]ボタンが現れる仕組みです。
すでに当コラムでお知らせした通り、ユーザーには一切通知されることなく、アップグレード用データはダウンロードされています。
2015年9月16日掲載
[138]驚愕!6GBのWin10Setupを勝手にダウンロードする「更新プログラム」
http://www.asuka-g.co.jp/column/1509/007487.html
この6GBものファイルは、ただ削除するだけでは更新プログラムによって再びダウンロードされますのでご注意を。自動ダウンロードさせたくなければ[Windows Update]から、該当するプログラムを削除しておきましょう。手順はコラム[138]に記載済み。
筆者が昨年までメインマシンにしていたデスクトップ機は、幸か不幸かアップグレード対象外マシンと判断されてしまいました。CPUを[Core2Quad]に換装したからでしょうか。
Windows 7は正規版で動いていたのですが、理由はわからずじまい。現在のメインマシンは、アップグレード関連プログラムは最初から入れていないので、アップグレードメッセージに悩まされることもなくなり、快調に動作しています。(水)
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