全国の運輸旅客会社を始め、公共施設では7月21日から、「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを始めました。
参考サイト:一般社団法人 日本エレベーター協会
「エスカレーターを安全、快適にご利用いただくために」
http://www.n-elekyo.or.jp/instructions/escalator.html
「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーン
http://www.n-elekyo.or.jp/docs/20150717_escalatorcampaign.pdf
これは慣習となっているエスカレーターの片側あけをやめることで、エスカレーターでの駆け上がりや駆け下りなどの危険な行動を抑止するための対策です。
確かに急いでいる人は、階段を使えばいい話です。エスカレーターを走るような行動は、他の人を巻き添えにして転倒する危険があります。また、片側にひとりしか乗らないため、乗り口で渋滞を起こすなど、効率も悪かったようです。特に大きめの荷物を持っているときなど、空いている片側を荷物置きに使うこともできませんでした。また、乗り口で右側に押し出されたりすると、エスカレーターを歩いて登らざるを得なくなり、なんと不便なことよと、筆者はひそかに嘆いていました。
このキャンペーン、全国のJR、私鉄、商業施設、森ビル、空港などで8月31日まで呼びかけているそうです。これからは大手を振って、空いたもう片側にも立てるようになりますね。(水)
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