スマートフォンの話題が多くなりますが、今回はつい外出先でやってしまいがちな問題を取り上げます。
得意先で勝手に充電する人はいないと思いますが、公共施設や喫茶店などで、そこにコンセントがあったからといって充電する人はご注意を。窃盗罪になってしまうそうです。
携帯電話を新幹線で勝手に充電していいの?
新幹線や駅構内、喫茶店などの外出先で、「充電したい」と思うことありますよね。ただし、勝手に充電をしてしまうと、電気を盗んだとして電気窃盗となる可能性があります。電気の持ち主が「使っていいですよ」と同意している場合は窃盗罪にあたりませんので、持ち主の同意があるかどうかが大きなポイントです。
(中略)
ただ、業務用コンセントなどには注意してください。例えば、駅構内の壁下方についている「清掃用コンセント」などは、基本的に同意していることにはなりません。勝手に使うと窃盗罪に問われる可能性があります。実際、名古屋駅構内で、無断で電源につないで5分間パソコンを利用した男性が、書類送検された例もあります。(旅行読売5月号より)
(ヨミウリ・オンライン 2015年4月28日掲出)
もし仕事先や出張先でどうしてもケータイを充電する必要があったとしても、できるだけ充電をお願いする事態は避けたいものです。
そんなときに便利なのがUSB端子のついたスマホ充電用バッテリーです。「スマホ用 モバイルバッテリー」で検索するとさまざまなタイプがあります。
筆者はiPhone を1.5回充電できる国内メーカー品(2600mAh, BSMPB03 2,790円(税抜))を愛用しています。
モバイルバッテリー選択のポイントは以下の通り。
1.信頼できるメーカー品
2.接続端子がUSBなど汎用性があること
3.充電中・放電中・残量表示など状態が分かる表示付き
4.繰り返しチャージできるめやす回数が表示してある
5.できれば急速充電できること
一番のポイントはやはり、信頼性ですね。1,000円以下など極端に安価なもの、充電中に高温になるような製品はスマホそのものを壊しかねません。危険ですので使用をあきらめましょう。
モバイルバッテリーを購入したら、そのバッテリーがフル充電になるまでの時間を調べておきましょう。
次に、使っているスマートフォンに接続して、モバイルバッテリーで動作する時間を知っておくことも重要です。
また、容量の大きいものをひとつ持つよりも、充電に時間のかからないタイプを2本持つ方がいざというときに役立ちます。容量がいくら大きくても充電されていなければ、ただのお荷物となってしまいますから。
(水)
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