煮豚、別の名はチャーシュー。言わずと知れたラーメンの良き友、スープの中で麺と戯れるなれなれしさ具合からすると麺の連れ合いかと疑われても仕方のない存在、と夢想するのは筆者だけか。
ラーメンは麺を作るのは大変だが、チャーシューは意外とカンタンなのだ。用意する調理用具は炊飯器。タイマーや調理ボタンなどない古めの炊飯器がよろしい。筆者は独身時代に購入した3合炊きを調理専用にしている。ブランドはナショナル。知らない人はもぐり、いやお若い方たちだろう。
しょう油ベースの味付けで、野菜クズから甘みがうまく肉に移れば、おいしいチャーシューになる。
材料:
豚肩ロースブロック 300~600グラム
調味料A:
にんにく・・・ ひとかけ
しょうが・・・ ひとかけ
塩
黒こしょう
セロリ・・・ 一本
ねぎ・・・ 一本
たまねぎ・・・ 半分
野菜のクズ・・・にんじん、じゃがいも、など 皮や芯の部分など
調味料B:
濃い口しょう油・・・ 大さじ3~4
黒砂糖・・・ ひとかけら
酒・・・ 大さじ2
みりん・・・ 大さじ2
だし(顆粒も可)・・・ 適当
はちみつ・・・ 大さじ1
水・・・ 半カップ
五香粉(ウーシャンフェン)※
----------
※風味付けなのでお好みで。
作り方
1.豚肉に塩コショウをすり込む。
2.叩き潰したにんにくとしょうがをすり込む。
3.たこ糸でしばって形を整えて、冷蔵庫で30分ほど休ませる。
4.フライパンにサラダオイルを入れて、調味料A:(ざく切りにしたセロリ、たまねぎ、野菜クズ)と一緒に肉を投入。
強火で肉の外側を焼き固める。
5.肉を引き上げたら、調味料Bをフライパンに投入して軽く沸騰させる。
6.耐熱性のビニール袋(ジップロックなど)にフライパンで煮込んだタレと野菜、肉を放り込む。
7.お湯を沸かした炊飯器にビニール袋ごと入れる
8.炊飯器を保温にして2~3時間待つ。(時間は肉の大きさ次第)
9.必ず熱を冷ましてから、切り分ける。(熱いまま切ると肉汁が流れ出てしまう)
これであなたも自宅ジロリアン
注意!
豚肉の中が生肉のように赤かったり、刺したくしを唇につけても冷たいときは火が通っていない証拠。
安全のため袋に戻して、あと数時間保温しよう。
(水)
食と料理一覧へ |