先日、美容エステ業界でご活躍中の女性経営者の方と会食する機会がありました。その席でただならぬお話を拝聴しました。
女性経営者:「最近のビジネスマンは、男性でもお肌ケアをかかさない人が増えてきましたね。」
筆者:「なぬっ。」
女性経営者:「特に30代男性は基礎化粧品の美容液や乳液を使う方は多いようですね。"コスメ男子"とでも言うんでしょうか。ご自分の肌がひげ剃り負けしやすい方にはいいことだと思いますよ。」
筆者:「なぬ、なぬっ(心の声:まあ、絆創膏貼るよりいいかもナ)。」
女性経営者:「さらに20代男性に至っては、スキンケアから進んで、UVカットやファンデーション、メイクまでやられている"メイク男子"もいらっしゃるそうです。私も最近は男性からの美容相談も受けるようになりましたよ。やはり見た目、肌のツヤも昇進に影響するのでしょうか。すっかり時代は変わりましたね。」
女性経営者:「ついでに申しますと、40代以上の男の方はお肌の状態を気にされる方は・・・、マレだと思います。」
筆者:「・・・(心の声:もういいです)。」
実際、メンズコスメ市場は近年、拡大傾向にあるようです。
市場規模200億円超!拡大続ける男性肌ケア市場
草食系、肉食系にはじまり、「○○男子」「○○女子」といった"いまどき世代"を表す言葉が増え続けている。その中で最近話題となっているのは「化粧ポーチ男子」だ。
その名のとおり、コスメグッズを小さめのポーチに入れて、休憩時間や移動の合間にお手入れをする男子のこと。「身の周りにいないよ!」という方も多いかもしれないが、男性の身だしなみ意識が高まっているのは、メンズ化粧品市場の拡大によって明らかである。
富士経済の調査によると、男性用フェイスケア用品の販売額は2006年の142億円から成長を続け、2014年の売上は212億円(予想)に上る。ドラッグストアや小売店の売り場を見ても、メンズコーナーの充実に力を入れている店舗が多い。
(引用:ダイヤモンド・オンライン 2015年2月27日 筒井健二)
化粧ポーチを持って社内をうろうろする男性社員を見ても、気にならないか、気になるか。それが「コスメ男子」を受け入れる基準になるのでしょうか。
「メイク男子」に至っては、変な時代に・・・、いえ、お肌にやさしい時代になったものです。
(水)
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